4時間目を使って、避難訓練を実施しました。今日は地震の設定です。4時間目開始と同時に担任の先生から、災害が発生した時の対応について講話と避難経路の確認をしました。
地震発生の放送とともに、まずは自分の身を守る行動をとりました。本校の場合、授業時にはすでに日が落ちています。実際に地震が発生すると、停電になっている可能性が高いです。真っ暗の中、避難する必要があります。
地震の揺れが収まると、先生方が懐中電灯で照らしながらまずは避難経路の確保をします。避難経路の安全が確かめられたら、担任の先生の懐中電灯と、生徒たちのスマートフォンで明かりをとりながらグラウンドまで避難します。グラウンドで、生徒の点呼・教員の点呼が終わると、避難完了でした。そのあと、講評をしました。
災害が発生した時は、とにかく落ち着いて行動することです。誰かがパニックを起こし、取り乱してしまうと、全体に動揺が広がって、その集団の危険度が高まります。落ち着いて、自分の身の安全をはかり、避難を開始することがなによりも大切です。
災害は、「自助」「共助」「公助」の三段階です。自分の身を守ることができたら、周囲の人と助け合う。そして、救助がきてくれるまでは、その場にいる人たちとともに助け合うこと。我が国が数々の災害のなかで学んできたことです。助け合う心が、みんなの命を守ります。災害はいつ起こるかわかりません。みなさんの命を守る行動をとれるようにふだんから心がけておきましょう。