学校長より
校長挨拶
大阪府立岸和田支援学校
校 長 松浪 啓介
令和6年4月1日、佐野支援学校より岸和田支援学校に異動しました校長の松浪啓介でございます。これからお会いする新入生のみなさん、そして在校生のみなさん、保護者のみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
私と岸和田支援学校の出会いは、今から30年ほど間に自立活動教諭(肢体不自由教育)の認定試験を受験するため、岸和田支援学校に来させていただき、いろいろなことを教えていただいた頃からです。教えてくださった先生方はとても丁寧で、子どもたちの様子を紹介してくれながらだったので、とてもわかりやすく勉強になりました。その後も進路関係機関会議の会場校となり、何度も来させていただきました。また、泉南地区支援教育研究会親の会研修会を通して、岸和田支援学校保護者の皆さんとお話しする機会もあり、ご縁の深い学校に勤められることをとても嬉しく思います。
私は、学校に集う児童生徒、保護者、教職員が、お互いを大切にし、優しく思いやりのあるやりとりを大切にできる学校になってほしいと願っています。
本校校長になり、新しいスタートをしました。今年は子どもたちを大切にする学校作りの中でも、特に「思いやりの気持ちを大切に」「ありがとうの思いを大切に」ということを大事にしていきたいと、年度当初の職員会議で先生方にお伝えしました。
学校では、子ども同士の関係、子どもと先生方との関係、先生方と保護者との関係、先生方同士の関係と、いろいろな関係性の中で集団生活を過ごしています。「相手がどのように思い動きたいのか?」「自分が思い動くために相手にどう伝えたら良いのか?」と、常に相手の気持ちを思いやり、関係性を作っていくことがとても大切であると思います。小さな思いやりの積み重ねが、学校全体の優しい思いやりに広がりますよう、工夫していきます。
新しい仲間がたくさん加わる今年度、優しさいっぱい笑顔いっぱいで元気ある楽しい学校となりますよう、今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。