7月8日(水)は今年度第1回の人権ホームルームです。例年は5月下旬に行っていますが、今年度は臨時休業もあり、この時期になりました。今回は年次ごとにテーマを決めて取り組みます。
1年次「今日は新たな出会い2回め!!」
中学校の夜間学級出身生徒や外国にルーツを持つ生徒など、多様な背景のある生徒から話を聞きます。お互いの「違い」を大切にすることで「自分を知り大切にできること、お互いを理解しあうこと=人権」について考えます。
2年次「対等な関係について考える~好きならなんでも受け入れるの?~」
「対等ではない関係」とは何か、暴力による支配やデートDVについて学習します。理不尽な関係が作られる背景を知り、その対処法についても考えます。
3年次「見方を変えて味方になろう ~『!!!』を『♡』へ~」
車いすやアイマスクの体験を通して、日ごろ当たり前だと感じていることが障がいのある人や高齢者にとっては当たり前でないことに気づき、今後社会で様々な人と共生していくために必要なことについて考える一助とします。
4年次「知るチカラは生きるチカラ、申請主義を乗り越えよう」
卒業を控える生徒にとって重要な労基法に関する学びをはじめ、様々な福祉サービスについて知り、それらが「知らなければ行使できない権利」であり「知るチカラ」が自らを守ることにつながることを考えます。
生徒のみなさんには、人権ホームルームでの学習を通して、「自分を大切にし、また周りの人も大切にできるちから」を身に付けてほしいと思います。