救急法講習会を実施しました

 6月12日(金)に外部講師をお招きして、教職員を対象とした救急法の講習会を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応として、教職員の間隔を広く取るために、体育館1階のサブアリーナで行いました。

 本校では毎年この時期に、AEDの使用方法や心肺蘇生法の講習会を実施しています。今年は、新型コロナウイルス感染症に関わって、学校での対応を中心にお話しいただきました。その中で、「マスクによる熱中症」についてのお話がありました。「マスク内に熱がこもりやすく、熱を持った息を吸うことで体温が上がりやすくなる」「のどの渇きを感じにくくなったり、熱の発散を妨げてしまったりすることもある」ため、「熱中症を引き起こすリスクが高くなる」というお話でした。予防策として、授業中においても定期的な水分補給を行うこと、手洗いや消毒等を徹底したうえで運動時にはマスクを着用しないこと、長い自粛期間のため体が暑さになれていないことを考慮し、「暑さ指数」を見るのではなく環境と身体(動き)の状態を見て判断するようにと言われました。

 その後、AEDの使用方法や「死戦期呼吸」についてもお話しいただきました。

 日に日に暑さが増しています。生徒が安全で安心して学ぶことができるように、教職員も安心して働くことができるように、今回ご教示いただいたことを日々の教育活動に生かしていきたいと思います。