2月22日(金)、京都大学大学院の准教授を講師としてお招きし、「今求められる学力と授業改善の方向性」と題した校内研修を行いました。今回お越しいただいた先生には昨年度も講師をお願いしましたが、日程が合わず今回ようやく実現しました。
「何のための授業改善か。それは他でもない、生徒のためです」という言葉から研修は始まりました。次に「この学校の生徒の課題は何か、生徒にどうなってほしいか」をグループで話し合い、本校生の抱える様々な課題を共有しました。それをもとに話は進みました。
「教員がどう学ぶかが生徒の見本になる」「学校には伸びていく空気感が必要」「授業見学をして技を盗むだけではだめ」「研究授業は子どもの姿を共有するもの」「授業計画時に子どもの姿が見えているか」「アクティブラーニングで動いているように見えても、学びを放棄していることもある。子どもが動くのは指示、思考は発問」「導入は、静かに子どものやる気に火をつけること」「つかみOKでも、盛り上げすぎると1時間持たない」「ドラマのように山場のある1時間の授業が大切」など、本校で授業改善を進めるうえで大切な言葉をたくさんいただき、あっという間の90分でした。
今年度の授業はすでに終わっていますが、今回の研修で学んだことを次年度の授業に生かしてほしいと思います。