本校は単位制であり、前後期のある2期制の学校となります。10月1日現在の在籍生徒数は122名です。秋には5名が卒業し、10名の新入生が入学しました。これまでも多様な背景を持つ生徒を受け入れてきましたが、近年はネパール、インド、ベトナムなど、様々な国にルーツを持ち、日本語指導が必要な生徒が増えております。秋入学生のうち5名は、日本語での会話や読み書きが困難なネパールからのダイレクト生徒(母国で中学...
桃定日記 ~准校長ブログ~
今回は、第3回セミナーの内容をお知らせします。 テーマ①「日本語指導と国語教育の比較」 目的:本校における日本語指導の意味を国語教育との比較をベースに考える テーマ②日本語指導の必要な生徒へのキャリア教育 目的:日本語指導の必要な生徒の進路の概況を知り、本校でできることを明らかにする まとめ 日本語指導はコミュニケーションの道具として日本語をとらえる段階であり、運用能力は段階的に習得され...
今回は、第2回セミナーの内容をお知らせします。 テーマ①日本語の到達度を考える~Can-Doベースで~ 目的:Can-Doの概念を理解し、本校でそれを設定する意味を考える まとめ 何を基に作ればいいかを考え、国際甲虫基金が発行した『生活日本語Can-Do』をベースにして、登校している4時間程度の間にできることを前提として、行動指向型のCan-Doリスト作成し、生徒に示すことを計画しました。自...
日本語指導プロジェクトチーム(JIPT)の前期の取組として、生徒に対する日本語指導の内容を検討する前に、まずは、生徒の日本語力の実情や習得に対して、教員が正しい知識を持つことからJIPTの活動を始めました。PTリーダーが日本語指導に関する知識が豊富であり、PTメンバーに3回のセミナーを実施しました。今回は、第1回セミナーの内容をお知らせします。 テーマ①「バイリンガル教育と本校の日本語指導」母語...
JIPTで考案した目的と取組内容を紹介します。 今年度と来年度の2年間で、目的が達成できるようにチームのメンバーを中心に、全教員で取り組んでいます。これが達成できれば、日本語指導が必要な生徒への広報も積極的にしていきたいと思います。 ○目的 教員であれば誰もが指導できる日本語指導の教材の作成し、「特別の教育課程」による日本語指導のモデルコースを考案して実践することで、本校に入学してくる「日本語指導...
大阪府下、外国にルーツある生徒数が増加しており、今年度は昨年度より6名増加し、22名の生徒が日本語指導を必要としています。また、秋入学の生徒でさらにダイレクト生徒5名ほど入学し、合計27名となりそうです。 今年度の全校生徒が120名程度に対して、5人に1人が日本語指導の必要な生徒となり、かなり高い割合となってきています。それにもかかわらず、日本語指導のできる教員の確保が困難な状況は続いており、...
本校は通信制の課程と定時制の課程があり、10代から80代の幅広い年代の生徒層、外国にルーツある生徒数も定時制でトップレベル、身だしなみも自由、授業による在校時間も生徒により異なるなど、学校の特性上、来校者を一見して不審者かどうかを判断することがかなり困難な状況でした。 そこで、生徒の安全確保第1として、昨年度、生徒保健部が中心となり、定通共通の防犯研修として生野警察署と連携し、犯人役(警察官)...
教員の素晴らしいセンスで、新しいポスターが完成しました。当初は1枚を予定していましたが、甲乙つけがたいポスターであったため、担当教員それぞれから1枚を選出しました。進学フェアや学校説明会で配布して、桃谷定のよさを知っていただくきっかけになることを祈ります。
今年度より立ち上げたフリースクール構想プロジェクトチームのもと、思わず、『桃谷高校 定時制の課程とはどういう高校なのか?』と気になってしまうようなポスターを検討中です。 本校の特色や強みをアピールするためにもホームページを見ていただきたいのですが、中学生や保護者等が定時制のホームページを見る機会はあまりないと思われます。そこで、ポスターから本校のホームページに導くようなアイデアを盛り込んだものを...
本校の単位制の特性を生かし、配慮を必要とする生徒も含めてすべての生徒にとって、自分のライフスタイルに合った通いやすい学校をめざします。基本的に週5日(月~金)の登校で4時間の授業(個人で自由に選択)となります。ただ、個別対応として、ライフスタイルに応じた登校日や授業が調整できるようにすることで、全日制など毎日登校することが難しい生徒が、安易に通信制の学校を選択しなくても安心して登校できる学校にし...