桃定日記 ~准校長ブログ~

多様な背景をもつ生徒の学びを支える授業改革3

協働学習を中心とした具体的な実践と学習環境整備  人との関わりを苦手とする生徒が多く在籍する本校において、コミュニケーション能力および課題解決力の育成は大きな課題です。これらの力を伸ばすため、全授業において協働学習を取り入れることを基本方針とし、授業改革を推進しています。  講義中心の授業から、生徒が主体的に活動し、他者との関わりを通して学ぶ授業への転換を図るため、協働学習の取組を教員・生徒双方に...

多様な背景をもつ生徒の学びを支える授業改革 2

本校の教育の特色と授業改革の必然性  本校は、半期ごとに入学・卒業が可能な二期制を採用するとともに、すべての授業を2時間連続で行うカリキュラムを導入しています。  また、学年制ではなく完全単位制を採っており、生徒自らの興味・関心に応じて自由に授業を選択できる、府内でも貴重な定時制の学校です。  一方で、本校に在籍する生徒の多くは、これまでに不登校を経験しており、編入学・転入学生が全体の約半数を占め...

多様な背景をもつ生徒の学びを支える授業改革 1

【協働学習を基盤とした授業改革の背景と基本方針】  今年度、本校では授業研究チームの取組として、「コンピテンシーの"見える化"」と併せ、主体的に学びを深める「協働学習を基盤とした参加型授業」を全校的に推進してきました。  その背景として、本校の生徒の大多数が不登校経験を有するなど、学校生活に課題を抱え、他者とのコミュニケーションを苦手としている実態があります。こうした配慮を要する生徒にとって、コミ...

日本語指導PT活動報告: Can-Doとコースデザイン

日本語指導PTの進捗状況についてお伝えします。 日本語指導が必要な生徒を学校全体で支援していくために、チームを2つの部門に分けて活動しています。 『Can-Do研究部』 学校生活を困らずに過ごすために、また進路選択につながる力とは何かを考え、必要な「できること(Can-Do)」を明確にしていきます。 『コースデザイン部』 特別の教育課程による日本語指導と、本校の完全単位制を活かした履修計画の立案を...

中学校教員に伝える、桃谷高校定時制の可能性

 本校の充実したサポート体制の強みを発信する取り組みの一環として、今年度より中学校教員向けの説明会を実施しました。府立高校の定時制課程は、多くの中学生にとって進路の選択肢に入りにくいのが現状です。  そこで、希望者が増加している府立唯一の通信制課程と合同で開催しました。通信制の課程の魅力に加え、本人の実情に寄り添った学校生活を支える本校の定時制の課程の充実した体制についても、同時にお伝えすることが...

 本校は単位制であり、前後期のある2期制の学校となります。10月1日現在の在籍生徒数は122名です。秋には5名が卒業し、10名の新入生が入学しました。これまでも多様な背景を持つ生徒を受け入れてきましたが、近年はネパール、インド、ベトナムなど、様々な国にルーツを持ち、日本語指導が必要な生徒が増えております。秋入学生のうち5名は、日本語での会話や読み書きが困難なネパールからのダイレクト生徒(母国で中学...

日本語指導の取組3

今回は、第3回セミナーの内容をお知らせします。  テーマ①「日本語指導と国語教育の比較」  目的:本校における日本語指導の意味を国語教育との比較をベースに考える  テーマ②日本語指導の必要な生徒へのキャリア教育  目的:日本語指導の必要な生徒の進路の概況を知り、本校でできることを明らかにする  まとめ 日本語指導はコミュニケーションの道具として日本語をとらえる段階であり、運用能力は段階的に習得され...

日本語指導の取組2

今回は、第2回セミナーの内容をお知らせします。  テーマ①日本語の到達度を考える~Can-Doベースで~  目的:Can-Doの概念を理解し、本校でそれを設定する意味を考える  まとめ 何を基に作ればいいかを考え、国際甲虫基金が発行した『生活日本語Can-Do』をベースにして、登校している4時間程度の間にできることを前提として、行動指向型のCan-Doリスト作成し、生徒に示すことを計画しました。自...

日本語指導の取組1

日本語指導プロジェクトチーム(JIPT)の前期の取組として、生徒に対する日本語指導の内容を検討する前に、まずは、生徒の日本語力の実情や習得に対して、教員が正しい知識を持つことからJIPTの活動を始めました。PTリーダーが日本語指導に関する知識が豊富であり、PTメンバーに3回のセミナーを実施しました。今回は、第1回セミナーの内容をお知らせします。  テーマ①「バイリンガル教育と本校の日本語指導」母語...

JIPTで考案した目的と取組内容を紹介します。 今年度と来年度の2年間で、目的が達成できるようにチームのメンバーを中心に、全教員で取り組んでいます。これが達成できれば、日本語指導が必要な生徒への広報も積極的にしていきたいと思います。 ○目的 教員であれば誰もが指導できる日本語指導の教材の作成し、「特別の教育課程」による日本語指導のモデルコースを考案して実践することで、本校に入学してくる「日本語指導...

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