人権研修

本日は教員の人権研修をおこないました。講師は、本校の人権教育主担をしている先生が約1時間にわたって、講義をしてくれました。テーマは「同和問題(部落差別)について考える」です。ふだんから、人権学習会などにも参加しておられて、また、社会の先生でもあるので、部落差別の歴史を丁寧に説明してくれました。新しい学説も織り交ぜながら、わかりやすく説明してくれました。

同和問題は、日本固有の差別事案です。出自だけで差別されるというのは、本当におかしいことです。改めて、今日の研修を通じて、あらゆる人権課題もそうですが、特に同和問題は解決すべき問題です。しかしながら、いまだにいわれのない差別がおこなわれたり、引っ越しするときに、その土地に同和地区がないかどうか調べるという意識があるのも事実です。

この同和問題は、人間の中に潜む、人を差別しようとする心につながるという、先生の話になるほどと思いました。差別は「無知・偏見・排除」という構造になっているという話でした。これは、同和問題の奥底に流れる差別構造ですが、いじめもこれにつながってくるのではないかと思いました。

無知があるがために、思い込みや決めつけによって、人にたいして偏見を持ち、そして排除しようとする。まさにこれが差別の構造です。いじめの構造といってもいいでしょう。この構造をわかるためにも、人権学習というのは必要なのです。