ものづくり系列

【令和3年度以前の入学生用】

ガス溶接・危険物等の資格取得と、理系・工業系進路実現に向け取り組む系列です。

系列内のコースについて

プロダクトコース

  • 種々な材料の切削や切断、加工をおこない実際にものを作りあげる。そして、機械やものを作り上げるための知識の習得を目指します。

工業デザインコース

  • 使う人や場所、材質、設計図等を考え創造する。また、実際に加工しものを作ることを学ぶ。

【時間割の一例】

プロダクトコース・工業デザインコースを選んた同じクラスの一例の時間割を下図に示します。下記網掛けの部分が系列科目になります。コースによって同じ科目もあります。

↓ プロダクトコース・工業デザインコース選択者の時間割一例 (2年生) ※図をクリックすると拡大します

コース別の時間割一例.gif

資格

  • 【共通】 溶接資格(ガス・アーク)、計算技術検定、基礎製図検定
  • 【その他】 小型フォークリフト(1t未満)、危険物取扱者、色彩検定、レタリング技能検定、初級CAD検定、小型車両系建設機械(整地等3t未満) など

進路

就職

就職先には有名・優良企業があり昨年度は400社以上から求人がありました。

  • 【例】 JR東海 近畿日本鉄道 阪神電鉄 阪急電車 大阪メトロ 中山製鋼所 三菱マテリアル 近畿車輛 資生堂(容器) 山本化学工業 積水工機製作所 JR西日本 コマツ製作所 エクセディ 大阪チタニウム 椿本チェイン 伊藤ハム(機械メンテナンス) 日立パワーソリューションズ

進学

ものづくり系列を選択して、進学を志す人もいます。 その場合、指定校推薦やAO入試等を利用して進学する人もいます。

  • 【例】 専門学校への進学: 自動車整備士、情報処理系、建築系
  • 【例】 4年生・短期大学等: 大阪工業大学、大阪産業大学、大阪電気通信大学 など

注意

  • ものづくり系列は、作業服・作業ズボン・帽子を購入することになります。
      (必ず本校指定のもので、約7,000円が必要です)
  • 2年次でも3年次でも1年間を通じてたくさんの実習がありますので、それにかかる費用が必要になります。
  • 2年次で約6,000円、3年次で約7,000円(令和2年度参考)をそれぞれ4月当初に集めることとなります。 
       ※検定料等別途必要な費用もあります。

ものづくりを志す皆さんへ

  1. 就職を考えている生徒は、ものづくり系列を選ぶことが有利です。
    ⇒ 本校は工業高校からのつながりで、工業系の就職先が多いです。
  2. 進学を希望する生徒は、指定校推薦などがあり、工学部・理工学部や、文系の大学を工業推薦で受験することができる場合があります。
  3. 大学へ進学する場合、数学・英語を履修することが望ましいです。
    ⇒ 自学自習が必要ですが、進学もできる。
  4. 座学が少ないので、定期考査の科目が少ないです。
    しかし機械作業や手作業の実習が多くなりますので、毎回の出席が重要です。
  5. 四季を感じられる系列です。(夏暑くて・冬寒い・・・・・。)
  6. 手作業が多いですから、爪を短くしてください。
  7. 機械油を使用することもあります。髪が長い生徒はゴムで束ねてもらいます。
  8. 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)と安全指導は厳しく指導します。
  9. 最後に・・・・
    どの系列を選んだとしても、嬉しく楽しいこと・辛く苦しいことはあると思います。自らの進路ですから、しっかり考えて納得のいく選択ができるといいですね。