エンパワメントスクール
エンパワメントスクールとは「わかる喜び」や「学ぶ意欲」を呼びおこし、生徒の皆さんの力を引き出す学校です。一人ひとりの力に応じたわかりやすい教材の活用や、タブレット端末や電子黒板などを活用した学習、「正解が1つでない課題」について考える参加体験型の授業を実施します。
また、生徒が相談しやすい環境を整備するために、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーや就職支援コーディネーターなどの外部人材も配置されます。
一人一人の力に応じたわかりやすい教材の活用
必要に応じて、義務教育段階の学習をすることもできます。
少人数・短時間で集中力を高める授業
1年生の国語・数学・英語は、モジュール授業として取り組んでいます。
毎日30分習熟度別に分かれ、少人数編成で学びます。
電子黒板などを活用した学習
chromebookを活用し、調べ学習や写真を取り入れた作品制作等をしています。
各教室に電子黒板が設置されており、画像や動画などのコンテンツを利用した授業が積極的に行われています。
参加体験型の学習
週4時間あるエンパワメントタイムでは生徒と教員が共に学びあい、「正解が一つでない問題を考える」授業を行っています。実社会で対話するちからを育みます。
1年生の「産業社会と人間」では「大丈夫と感じられる場」(セーフ・プレイス)を意識しながら、みんなで「考える」ことを楽しみます。言葉で表現することを通じて「じぶん」に気づき、他人との利害を超えた深いつながりを自覚し、それを新たな方法で表現することを目指しています。
学校生活や進学・就職に向けての丁寧なサポート
相談しやすい環境づくりの一環として、教員だけでなく専門家のサポートを受けることができます。
スクールカウンセラー
さまざまな心の問題にかかわることで、深刻な状態になる前に予防していくという視点でサポートをしてくれる専門家です。
一人ひとりの生徒の困りごとについて一緒に考え、より過ごしやすくなるように、そして、肯定的な自己理解をし、自分の強みを生かしていけるように支援します。
スクールソーシャルワーカー
いじめや不登校、虐待、貧困など、学校や日常生活における問題に直面する子どもを支援する社会福祉の専門家です。
学校においては、直接子ども本人と関わることもあるが、学校の対応について、問題解決を図るための助言をしてくれます。
キャリアコーディネーター
生徒一人ひとりの希望や能力、将来への志向、経験をヒアリングし、進路実現に向けて適切なアドバイスをする専門家です。
就職・進学先の相談や、模擬面接、志望動機等のアドバイスなどをしてくれます。