昨日十五夜の話の中で、実は十五夜は満月ではないという話がありました。10月の今日が満月なのです。月齢15ということです。しかも、この時期の満月は「ハーベストムーン」というそうです。日本語にすると収穫月です。農作物の収穫時期の目安として、この時期の満月であったということが由来だそうです。英語なので、北アメリカのネイティブアメリカンが、そういう風習をもっていたそうです。数日間に明るく輝くそうなので、夜間の収穫にも明るく照らしていることで、収穫のための補助になっていたそうです。秋分にもっとも近い時期の満月がハーベストムーンというそうです。この時期は、内外問わず、収穫に関する風習を基にした節気や行事が多いですね。種まきの春とは違い、農作物の収穫ですから、テンションもあがるというものです。
さて、定時制の登校時間も、だんだんと暗くなってきました。17時半にはもう真っ暗です。自転車通学の生徒のヘッドライトが明るく感じます。そういう時に、満月の明かりがあればと思いますが、本校の正門付近にはライトがあるので明るく照らしてくれています。グラウンドから見た教室も煌々と教室の電灯がついています。
この風景が定時制らしいなあと思い続けてもう半年。あっという間と思っていたところ、先日の卒業式に出られなかった生徒が登校しました。准校長室で、卒業証書を渡し、お祝いをしてくれる先生方が10数人、来てくれて大きな拍手で見送りました。合計2名が、秋季卒業式で本校を巣立ちました。
秋は感傷の季節ともいいますが、これもまた感傷に浸るときでしょうか。