明日23日は秋分の日です。先日ここにも書いたように、今は彼岸です。その中日として「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。この日に、今は亡き人を思うことが供養につながると言われます。おそらく明日にお墓参りをするところもあると思います。そういうきっかけを、このような二十四節気に残すことで、人々は亡くなった人のことを思い出せるようにしているんですね。
また、この日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日でもあります。この日から、冬至に向かって夜の時間がだんだん増えてきます。日が昇るのが遅くなり、日が沈むのが早くなります。授業が始まる18時ころは、もう暗くなってきています。
季節は移ろっていくという時節です。朝晩も、真夏と違いだんだん涼しく感じられるようになってきました。こういう季節になると体調管理が大切ですね。夏の疲れが今出てくることです。しっかりと睡眠ととって、栄養もとりましょう。だからこそ、秋は旬の食材が多いのかもしれませんね。
また、秋はいろいろと考えられる季節です。今月末には、前期が終わります。また、前期の卒業式もあります。ある意味、節目のときです。前期の自分を振り返り、後期に向かっていくにあたり、自分の人生について、少し考えてみませんか。後期の自分、来年の自分、3年後の自分、10年後の自分。
ちょっと秋が深まるときに、沈思黙考なんてしてみませんか。