明日から三連休ですが、三連休の最終日、9月15日は敬老の日です。以前は毎年9月15日と定められていましたが、2003年からは毎年9月の第3月曜日を経路の日と定められています。今年は、たまたま15日と被ります。
さて、この日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」と定められています。また、高齢者の福祉についても考える日でもあります。
近年は寿命も延びて、一般的に65歳以上のかたが高齢者とされていますが、見かけも心も若い方が増えました。それでも、やはり社会に尽くしてきた先達に対して、敬意を払う日でもあります。もちろん、ふだんから敬意を払っているのですが、この日は特に、ということです。
最近「老害」という言葉があります。いつまでも地位やポジションにしがみつき、若い人に対してご意見といって、よけいなことを言ってきたり、していることを邪魔したりすることということです。しかし、すべてが老害というわけでもありません。そう感じることがあるかもしれません。でも、やはり長年生きてきた人の話には、積年の経験が裏付けされています。お説教じみたことに聞こえるかもしれませんが、ほとんどの年長の方のご意見は、わが人生を振り返って、こうしたいいのになあという経験に裏付けされた意見です。うっとおしいと思う前に、よく聴いて、自分の中で咀嚼してみましょう。
いつか、言われていたことを理解できる日がやってきます。
そういう思いで、9月15日を迎えられたらいいですね。人のことを見下したり、馬鹿にしたりする世の中より、お互いに感謝であふれた社会の方が、きっと居心地のいい社会になると思います。人のことを攻撃するより、感謝の気持ちでお互いの話をした方がいいですよね。