台風が過ぎて

大阪では、台風は雨をもたらしただけですみました。どちらかというと、夜中に雨が降ったという次第です。ところが、台風15号は、中部地方、そして関東へと行く間に突風や豪雨をもたらしました。東海道新幹線も雨量の増加に伴い、2回も運転見合わせがありました。

先日も書きましたが、台風は準備ができる災害だと言っても、思わぬ力によって、災害をもたらします。準備をしていてもこんなことになるわけです。その昔、伊勢湾台風などにより甚大な被害を関西にもたらしました。その時の教訓はいろんな場面でいきています。それでもなお、こんな形で災害がふりかかってきます。防災管理者の講座を受講しているときにも、まずは守るべきルールをしっかりと守ることが、防災につながると教えてもらいました。

先日のミナミで発生したビル火災。消防署の指導を守って、火災報知器などの設置をきちんとしていたら、命は守れたかもしれません。指導を受けるということは、最低限の守りもできていないということにつながります。学校でも、本当にこれでいいのか、という思いでいっぱいです。

教室に置いている懐中電灯は、もしものときに道筋を照らしてくれるはずです。学校の建物はいったんことが起こると、障がい物だらけになります。改めて、災害への対応を考えておきましょう。