進路指導

東大阪支援学校の進路指導の取り組み

本校では、卒業後の「進路決定」だけではなく、「教育から福祉・労働への橋渡し」として、自立に向けた生活をどう考えるのかを意識し、進路指導に取り組んでいます。進路指導として、懇談会や施設の見学会(春・秋)、進路学習週間の取り組みや施設実習等を行い、卒業後の進路について、また地域・社会の中で自分らしく生きることについて考える機会をつくっています。

小学部の取り組み

  小学部及び中学部進路懇談会  全学年対象の懇談会を行います。

小学部在学中にどのように進路について考えていくのか、また福祉制度の利用等について話をします。

  

中学部の取り組み

中学部進路懇談会  全学年対象の懇談会を行います。

小学部及び中学部進路懇談会  全学年対象の懇談会を行います。

中学部在学中にどのように進路について考えていくのか、また福祉制度の利用等について話をします。今後の進路に対する意識を高めていただくために行います。

高等部 進路学習の取り組み

進路学習週間として、進路についての学習、校内実習、施設見学等の取り組みを行います。

高等部1年生の取り組み

  懇談会や進路学習週間があります。

  進路学習週間

  例年、2月頃に実施します。

  1進路懇談会

高等部1年生の保護者を対象として実施します。3年間の進路の流れや2年生からの動きについて説明します。ご不明な点を質問していただき、安心して進路決定に向き合っていただけるように行います。

高等部2年生での主な取り組み

  進路懇談会

卒業後の進路決定にいたる手順を確認し、進路先の情報を交換する場として行います。また、夏休み施設実習について取り組みの説明を行います。

夏休み施設実習・体験実習
地域の福祉施設で原則月曜日から金曜日の一週間、体験実習を行います。施設の都合や生徒の体力等を考慮して日数を調整して実施します。

それまで施設との関わりがない生徒、保護者の方にとっては、福祉施設を知る第一歩となります。施設との打ち合わせ、事前見学や諸手続きを通して、施設との関わり方を経験し、また体験と同時に施設の様子や取り組み内容も見学し、今後の進路を考える上での参考にしていただきたいと思います。

生活課程では、「職業コース」の取り組みとして大阪府庁や職業能力開発施設の体験実習、協力企業の体験実習に参加する生徒もいます。

 

 進路懇談会

卒業までの本校進路指導の取り組みを確認し、「障害支援区分認定調査」についての情報提供を行います。

  進路相談

例年、普通課程は1月末頃、生活課程は3月中頃に行います。個別に進路決定に向けて、3年生の一年間の過ごし方について等の相談を行います。

  進路学習週間

例年、普通課程は2月頃、生活課程は6月頃に実施します。

高等部3年生での主な取り組み

  地域の福祉事務所との懇談会 

校区の福祉事務所の職員から、障害者総合支援法等の福祉制度について、また各市の状況や福祉サービス、今後の手続き等について説明します。

また、委託相談支援事業所の職員からサービス利用計画や相談の受け方等についても説明します。

  障害者就業・生活支援センター、ハローワーク(公共職業安定所)職員との懇談    

卒業後すぐに就職や職業能力開発施設等を目指す生徒に対して、障害者就業・生活支援センターの職員から障害者就業・生活支援センターの紹介や働くことについて話をしていただきます。また、ハローワーク布施(公共職業安定所)の職員・保護者・本人・教員とで今後の進路について、個別の懇談(職業相談)を行います。どのような職業に就きたいのか、就職するためには今後どのような力をつけなくてはならないのか等を相談します。

  企業体験実習

3年生の6月中旬から7月中旬頃にかけて、卒業後すぐに就職や職業能力開発施設等を目指す生徒について、企業で体験実習を実施します。学校が取り組む進路指導や実習について理解していただいている企業にお願いして取り組みます。 

保護者と生徒に趣旨をお伝えして、申し込みのあった生徒に対して、担任と進路指導部の教員を中心に実習企業等を決定します。

  現場実習

福祉施設は夏休み施設実習や必要に応じて夏休み以降の実習を通して卒業後の進路決定を行います。

企業は、春の体験実習と秋頃の実習を通して卒業後の進路決定を行います。

現場実習は施設(または企業)と本人がお互いを理解し、その施設や仕事内容が本人に合っているのか確認する場となります。

  普通課程進路学習週間

  例年11月頃に実施します。

卒業生の進路状況

  最近5年間の卒業生の進路状況はここをクリックしてください。