学校長より
大阪府立東大阪支援学校のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
本校は、昭和51年に小学部・中学部・高等部(普通課程)の肢体不自由のある児童生徒が通う「大阪府立東大阪養護学校」として開校され、昭和58年には知的障がいのある生徒が通う高等部(生活課程)が設置されました。そして、平成20年度に校名が、「大阪府立東大阪支援学校」に変更されました。
校歌の歌詞の初め 「いこまのやまに いだかれて」 にありますように、生駒山のふもと、モノづくりのまち、ラグビーのまちとして知られる 「東大阪市の中石切町」 に学校があります。この地で一人ひとりの児童生徒が主体的に学ぶことができるように教職員が力を合わせ、日々教育活動を行っています。
また、本校校章の「ひ」の部分は、「ひがしおおさか」の頭文字を幾何学的にアレンジしたもので、羽ばたく鳥をイメージして、飛翔感を表現しています。自ら進んで種々の困難さを克服しようとする強い心を持ってほしいという願いが込められています。「〇」の部分は、ローマ字Osakaの頭文字で、豊かな感情の安定を指向する願いを表しています。
その校章に込められた思いをしっかりと受け継ぎ、「チーム東大阪!つたえる・分かち合う・つながる」を合言葉に 「質の高い教育実践」 をめざして、全教職員で以下の取り組みを実現してまいります。
【めざす学校像】
*児童生徒一人ひとりの「自立と自己実現」に向けて教育実践すると共に、地域社会に対しても「多様性社会の実現」を推進できる学校
・その実現のために、≪チーム東大阪!つたえる・分かち合う・つながる≫を合言葉に、以下の4点について連動させて取り組み、「好循環な学校」を作る。
1.【基礎】 安全安心な校内体制構築の実現。
~児童生徒の心身の健康と人権を守り、安全・安心に学べる学校~
①人権尊重の教育推進 ②心身の健康を守る教育の推進 ③危機管理体制の強化
2.【実践】 質の高い授業実践の実現。
~主体的な学びを大切にし、児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた質の高い授業実践ができる学校~
①教育課程の充実 ②質の高い授業実践 ③自立活動・ICTの充実 ④キャリア教育の充実
3.【組織】 質の高い教員集団の実現。
~学校組織として支援教育の専門性を高め、一人ひとりの教職員が学び続け、チームで協働できる学校~
①教職員の専門性向上 ②引継システムの推進 ③教職員働き方改革推進
4.【発信】 多様性社会の推進と実現。
~地域に開かれ、お互いの学びを発信し、すべての人が自分らしく生きていく社会の実現に向けて使命が発揮できる学校~
①センター的機能の発揮 ②地域に開かれた学校作り ③実践の積極的発信
本校児童生徒が、地域の中で充実した日々を過ごせるよう、保護者の皆さま、地域の皆さま、関係機関の皆さまから本校教育に対する「ご理解」と「ご支援」を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
また、ホームページ等を活用し、学校の様子等を随時、情報発信してまいりますので、学校に対する忌憚のないご意見やご助言も合わせてお願い致します。
大阪府立東大阪支援学校 校長 藤野 洋子