定時制では、登校してきた生徒にはおはようと声をかけます。「おはよう」には、朝早くと言う意味もありますが、定時制では、その日の最初の挨拶としての位置づけをしています。確かに、そろそろ暗くなろうかという黄昏時に「おはよう」というと違和感はあります。でも、こんにちはでもなく、こんばんはでもなく、「おはよう」という言葉には、学校での一日(実際には半日)を、ポジティブに過ごそうという意味合いがあります。もちろん、みんながみんな、おはようと返してくれるわけではありません。本当に眠い人もいるかもしれません、また、お昼に気持ちが沈むことがあって、なんとなく気分が乗っていない人もいるかもしれません。逆に、今日は正門に出てくるとある女子生徒が、すごい笑顔で「おはようございます」と挨拶をしてくれました。こちらは単純なもので、それだけで、明るい気分になりました。
正門をくぐったときに、おはようございます、と挨拶ができる。教員も大きな声でおはよう、と言える。そういう挨拶ができるスタートを過ごしたいものです。
ただ、もうひとつ言うと、定時制の生徒の皆さんが登校する時間は、全日制の生徒の皆さんが帰る時でもあります。定時制の先生方は、定時制の生徒に「おはよう」と言うとともに、全日制の生徒のみなさんに「さようなら」と声をかけます。その時にも、さわやかに「さようなら」と言ってくれる生徒さんがいます。先に声をかけてくれる生徒さんもいます。
かつて、「挨拶は先手必勝」と教えてくれた先輩がいます。同じように生徒に挨拶をしていたら、なかなか返してくれない。そんな時に、先輩の先生が、挨拶を待ってもしかたない。こちらから挨拶をすることで、やがて挨拶を返してくれる。そして、挨拶がなぜ大切なのかをわかってもらえるように指導していくのが教師だと言われました。挨拶は待ってるものではないのです。こちらから働きかけることのできる、大事なコミュニケーションツールです。
「おはよう」と「さようなら」が入り混じる正門の風景って、なんか素敵なのです。
そんなことを考えながら、今日は夜回り清掃が3,4年生でした。そして、はみカフェがすごく盛況であったと聞きました。はみカフェも、生徒会のみなさんが積極的に参加してくれることで、どんどん盛りあがっています。