AED研修

本日は、教職員研修として、堺消防署から講師としてきていただき、救急救命講習をおこないました。主に、AEDを使用した心肺蘇生と、エピペンを使用したアナフィラキシーへの対応をしました。

学校というのは、いろんな場面に遭遇します。場合によっては、このような心肺蘇生が必要となります。もちろん、教職員としてはすぐに対応することが必要です。救急車を呼ぶことは当然ですが、救急車の到着までに、全国平均で約8.7分と言われています。本校は比較的、消防署から近いので、5分あれば到着できます。しかし、その5分の間に救命措置をするとしないとでは、大きな差があります。たとえば、救命措置のひとつでAEDを用いた場合、市民が電気ショックを行った事例で、社会復帰した割合は46%です。救急隊が電気ショックを行った場合、社会復帰した割合は20.9%です。(総務省商簿長「救急・救助の現況」令和2年版より)

ということは、最初が肝心だということです。教職員としてはもちろんですが、市民の間でも救命措置ができることが広がればいいと思います。