卒業生たちの活躍

整骨院勤務/開業

■柔道整復科 令和元年3月卒業(第2期生)

 三島 大典 先生 たんぽぽ鍼灸整骨院(大阪市北区)

■大阪府立視覚支援学校 柔道整復科委託コース(現 大阪南視覚支援学校 柔道整復科) 平成16年3月終了

 堤 幸子 先生 たんぽぽ鍼灸整骨院(大阪市北区) 院長

 

Q いまのお仕事内容はどのようなものですか?

三島先生が患者に物理療法を施している

 堤  「鍼灸整骨院の仕事です。私も三島先生も、柔道整復師だけでなく、鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格をもっています。ケガで困っている患者さんも腰痛で困っている患者さんも、さまざまな方が来院しますが、柔道整復でも鍼灸でもあん摩マッサージ指圧でも、自分の持っている技術のなかから患者さんにとってもっともよい方法を提供しています。」

 三島 「鍼灸あん摩マッサージ指圧だけではできないこともあれば、柔道整復だけではできないこともあります。患者さんの症状は様々ですが、両方の資格をもっていればいろんな角度からアプローチができます。」

 堤 「治療家であることをいつも心がけて施術にあたっています。」

 

Q 資格をいかして活躍されているお2人ですが、やりがいを感じるのはどのようなときですか?

 三島 「患者さんに『ありがとう』や『楽になりました』と言ってもらえたときはとくにやりがいを感じます。」

 堤  「三島先生と一緒ですが、患者さんからの『ありがとう、楽になったよ』のひと言、これにつきますね。」

 堤先生が患者に運動療法を施している

 

Q 入学を悩んでいる後輩たちへメッセージをお願いします。

整骨院の前で並ぶ三島先生と堤先生

 堤  「院長の私から言えるのは、もし整骨院を開業したいのであれば柔道整復師の資格は絶対必要だということです。」

 三島 「整骨院に来る患者さんと鍼灸院やマッサージ院に来る患者さんでは患者層が全然違うし、求められることも違います。もし、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の資格をすでにもっているのであれば、柔道整復師の資格もとることをおすすめします。みることができる患者さんの幅が広がります。就職にも有利ですし、資格がじゃまになることなんて絶対にありませんから。」

 堤  「どのような施術者になりたいかにもよりますが、柔道整復師の資格できっと道がひらけますよ。」