- トップ
- 理学療法科の教育
理学療法科の教育
理学療法科のめざすところ
理学療法教育をとおして、人間関係の形成や社会とのつながり、自己実現を図るた
め少人数での教育を行っています。理学療法士が対象となる方々と向き合う際の強み
として障がい種別の枠を越えた共感する力を育てる教育を心がけています。
理学療法科の3つのポイント
学生個々の視覚障がいに応じた学習指導を行っています。
視覚に障がいがあると,見え方はそれぞれ異なります。配付資料の文字サイズやフォン
ト、資料のサイズ拡大やルーペ・拡大鏡などの使用、学習環境については配席や照度など配
慮して学習指導を行っています。
学生―教員間のコミュニケーションを大切にしています。
学生とのコミュニケーションを図ることにより、学業面や体調面など学生に対する理解を
深め、学校生活が円滑にすすむようにサポートしています。
めざすべき職業像の明確化を早期から図っています。
1年次から校外実習を行い臨床現場で活躍されている理学療法士のしごとを学び、さらに2
年次・3年次の臨床現場での実習経験を積むことにより、職業意識への定着化を図ります。
入学を希望される方へ
応募資格
・高等学校(これに準ずる学校を含む)を卒業または卒業見込みの方、もしくはこれと同等以上
の学力をある方。
・両眼の矯正視力が概ね0.3未満の方、または視力以外の視機能障がいが高度の方。
・就労を通して職業的、経済的自立をめざす方。
・大阪府外に在住する方で事前に大阪府教育委員会から承認された方。
他府県から入学志願する者の審査
1.審査対象者
審査対象者は、次の各号のいずれかに該当する者とする。
ア)本人又は保護者の住所が府外にあって、入学日までに府内に居住することが確実な者
イ)その他特別な事情のある者
2.審査手続
審査対象者は、次の書類を、大阪府教育庁教育振興室支援教育課に提出する。
ア)入学志願特別事情申請書(用紙は大阪府教育委員会において交付する)
イ)その他大阪府教育委員会において必要と認めた証明書又は資料
3.審査期間
府外申請者は、定められた審査期間に書類を提出する。
4.承認書の交付
審査の結果、書類に不備がなく、志願することが適当であると認めた者に対しては、承認
書を交付する。
学費等
本校は受検料、入学金、授業料は不要です。
理学療法科では実習費等の必要経費として年間1~2万円程度が必要になります。
就学奨励費制度があり、所得に応じて通学費、給食費、教科書代などが支給されます。
就学奨励費制度とは
特別支援教育就学奨励費といい、障がいのある幼児児童生徒が特別支援学校や小学校・中学
校の特別支援学級等で学ぶ際に、保護者が負担する教育関係経費について、家庭の経済状況
等に応じ、国及び地方公共団体が補助する仕組みです。対象とする経費は理学療法科におい
ては、通学費、給食費、教科書費です。所得に応じて全額支給、半額支給、支給なしの3段階
に分かれます。支給段階については事務室にお問い合わせください。
Q&A
Q1)誰でも受験することができますか?
本校は視覚支援学校ですので、まず視覚に障がいがあることが条件になります。
視覚障がいは法律によって矯正視力が概ね0.3未満と決められていますが、視力以外
で視機能障がいが高度なものも含まれます。眼の疾患によっては該当する場合もあ
りますので個別にご相談ください。 なお、本校に入学できる視覚障がいに該当す
るかどうかの決定は眼科診断書をもとに眼科医(校医)と校長他本校職員で構成す
る資格審査会によって最終決定されます。
Q2) 学費について教えてください。
入学金、授業料はかかりません。就学奨励費の制度により所得に応じて通学費、給
食費、教科書費などが支給されます。ただし、実習費等にかかる費用として年間1~
2万円が必要になります。