学校長挨拶

令和7年4月1日

校長写真

大阪府立中津支援学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

また、日ごろから、本校の教育活動に対しまして、ご理解とご協力を賜り、感謝申しあげます。

令和7年度がスタートし、中津支援学校の校長として2年めを迎えました。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

本校は、小学部・中学部・高等部を設置し、医療型障がい児入所施設「大阪整肢学院」に入所している児童生徒へ教育をおこなっている学校です。昭和62年に開校し、今年で創立39年めを迎えます。これまで、大阪整肢学院に入所した子どもたちが、多くの方々に見守られ、学び、育ち、社会参加するための力を身に付け、本校を巣立っていきました。今年度は、小学部29人・中学部21人・高等部16人、合計66人の児童生徒が本校で学ぶこととなりました。

本校のめざす学校像は、「児童生徒の将来を見据え、一人ひとりのニーズを的確に把握し、小・中・高一貫した教育活動において学力の基礎・基本を身に付けるとともに、キャリア教育を推進し、自立と社会参加へ向けて積極的に学ぶ人間の育成」です。

児童生徒一人ひとりの卒業後の生活を具体的にイメージし、着実にキャリア形成を行うよう、大阪整肢学院とより一層の連携を図りながら、取組みを推進していきたいと思います。

これまで培ってきたものを大切にしつつ、教職員一人ひとりが、日々の教育実践を振り返りながら、研鑽を積み重ねてまいります。

今年は、55年ぶりにここ大阪で万博が開催されます。2025大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。子どもたち一人ひとりが、本校での教育活動をとおして、みずからの命に力を与え、健やかに成長できることを願ってやみません。保護者のみなさまをはじめ、地域・関係機関のみなさにおかれましては、引き続き、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

のぼり 横断幕

大阪府立中津支援学校 校長 木下美香子