小学部 指導の重点
「たのしく学び たくさん遊ぼう 毎日えがおの自分」
【自分】 生活リズムを整え元気なからだをつくる。
日常生活に必要なことを自分の力でやりとげる。
-
学習や遊びなど学校生活全般を通して、からだを動かす楽しさや大切さに気付ける活動を行い、体力の向上をはかります。
-
家庭、学校を通した1日の生活リズムを整え、心身ともに健康な生活を送ることができるように、家庭や関係機関と連携を図りながら、個々に応じた支援を行います。
-
家庭と連携して望ましい食習慣を身につけ、健康なからだや豊かな食習慣を養います。
-
日常生活における基本的な生活習慣(衣服の着脱・食事・排泄等)の形成・定着のため、一人ひとりの実態をとらえ到達度を設定し、個々に応じた支援の方法で身辺面の自立をめざします。スモールステップで繰り返し取り組むことを通して、自分でできることを自分でやろうとする意欲を育てます。
【つながり】 自分の思いを表現したり、誰かに伝えたりする。
友だちをつくり、集団の中で楽しく活動する。
-
自分で選んだり決めたりして生活をする経験を積み重ねていき、自分の思いを表現したり、伝えようとする意欲を育てます。
-
個々に応じた基礎的なコミュニケーションスキルの獲得をめざし、学校生活全般において学習場面を設定して取り組みます。
-
友だちや教員と一緒に学習したり遊んだりする活動を通して、人を思いやる心や協力する態度を養います。また、集団で行動する力や基本的なルールやきまりを守る力を育てます。
-
生活年齢や発達段階を考慮した多様な集団や校外での学習を展開して、社会性や豊かな人間性を育みます。また、地域の学校との交流および共同学習を計画的にすすめます。
【チャレンジ】 興味や関心を広げ「やってみよう!」ということを増やす。
-
体験的な学習や遊びを通して、活動や物への見通しを持ったり、好きな活動や好きな物を見つけたりして自分から「やってみよう!」という気持ちを養います。
-
自主的・主体的に取り組む場を設定し、課題に対して自分で考えたり工夫したりして解決する力を育てます。
-
地域の文化や風土を生かした活動や公共の施設を利用した活動に取り組み、生活経験を豊かにして社会性を高めます。