今夜から雨の予報が出ています。どうやら一か月ぶりの雨だそうです。寒さとか、雪のことがありましたが、雨のことはずいぶん忘れていたような気がします。にわか雨はありましたが、まとまった雨は降っていませんでした。雨が降らないと、ただでさえ乾燥が激しいこの時期です。湿度がかなり低くなります。エアコンの暖房を使っていると加湿器がない限りは湿度がどんどん下がります。ちなみに、今、校長室の湿度計は28%です。湿度は、40%以上が適切だと言われます。乾燥していると、インフルエンザなどのウィルスが活発化します。40%以下は、ウィルスにとって最高の環境だそうです。
また、乾燥が続くと、火事が発生すると燃え広がりやすくなります。ちょうど一年前、勤務していた学校の同じ区にある府立高校の真ん前の倉庫が燃えて全校生徒が避難するということがありました。同じ区だったので、真っ黒な煙が勤務校からでも見えました。あっという間に燃え広がったそうです。幸いその学校には飛び火しなかったそうですが、火事の側にある校舎の窓は熱で熱かったそうです。
町内会では、最近、災害訓練の一環として、ある時刻になると、家の前に「無事です」という意味のカードをつけたり、タオルをつけたりするという訓練をしています。その家の中は無事ですという意味だそうです。災害が発生した時に、中に人がいるかどうかという判断はなかなか外からは難しいそうです。無事だと言う印がないところを中心に呼びかけるということが必要となります。「共助」ということばがあります。災害が発生した時の、お互いに助け合うという考え方です。災害が起こってからではなく、普段から協力し合うということが必要です。
近所づきあいが疎遠になりがちだと言われていますが、今こそ、お互いのことを知りながら、お互いに助け合うという関係をつくっておくことが必要です。人はひとりでは生きていけません。社会にいるからには、合う、合わないということはありますが、合わせながら社会をつくっていくということを、今一度考えるときになっているのではないでしょうか。人間はだれ一人として同じではありません。お互いに違うところを尊重しながら、話し合って、すり合わせて、社会が形作られるのです。