いちだんと寒さが増してきました。登校時間になると、風も吹き、気温が一気に下がったように感じます。特に強風だと、枯れ葉も飛び回り、生徒たちも厚着をして登校していました。グラウンドでは、体育の授業で持久走をしています。さすがにこれだけ寒いと、しっかりと走っています。夜に授業をするだけに、ライトの中、生徒たちはトラックを走っています。担当の先生方は、その様子を見ながら立っているので、頭が下がります。どこの学校でもこの時期は持久走をしますが、今までの学校でも、体育の先生方は、グランドで立って生徒たちを見ていますので、寒くてしかたがないそうです。でも、一緒に走るわけにはいきません。もしかしたら、走っている生徒が倒れる場合もあります。その時に、すぐに対応しないといけないので、寒いながらも油断はできません。持久走のときは、生徒によって、ペースも変わるので、グラウンド全体を見ないといけなくなります。それだけに、気を遣うそうです。それに、生徒に走るように促すことも必要ですし。
寒い時こそ、持久走で身体を温めて、また、しっかりと心肺を鍛えるのが目的です。ふだん、走り慣れていないことが多いと思いますが、こういう時に走っておきましょう。自分のペースで走るのが大事です。足には大きな筋肉があります。その筋肉を鍛えておくことが大切だと、よく言われます。年を重ねると、運動の機会から離れていきますが、やはり、身体の大きな筋肉を鍛え、自分の身体のケアをすることが大事ですね。わが身に言い聞かせながら、寒空のなか走る生徒たちを見ていました。