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【学校経営推進費事業】特設ページ
『学校経営推進費事業』
竹でつながる縁は知的障がい者雇用の促進!? ~職業学科を中心としたSDGsの取組み~
というテーマで今年度、学校経営推進費にエントリーをしました。
書類審査、プレゼンテーションを経て、見事!獲得することができました。
本校の取り組みについては以下のリンク先をご覧ください
実践事例
レーザー彫刻機入荷!
無煙炭化器(竹炭づくり)入荷!
液晶プロジェクター設置
竹炭を作ってみました!
学校経営推進費 事業計画書費
1.事業計画の概要 |
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学校名 |
大阪府立たまがわ高等支援学校 |
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取り組む課題 |
D 生徒の自立を支える教育の充実 |
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評価指標 |
・支援学校における地域連携と外部への情報の発信 ・希望進路実現率の向上 |
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計画名 |
竹でつながる縁は知的障がい者雇用の促進!? ~職業学科を中心としたSDGsの取組み~ |
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2.事業計画の具体的内容 |
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学校経営計画の中期的 目標 |
2 より適切で効果的なマッチングを基本とした多様な進路指導体制の確立及び生徒の社会的自立を見すえた教育活動の充実 (2)生徒のキャリア発達につながる支援教育の充実を図る イ 大阪大学と連携した"キャンパスロードの整備"を行うことにより、職業学科が社会とより繋がる取組みを進める |
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事業目標 |
① 知的障がい者雇用の促進 大阪大学の『障がい者雇用対策チーム(通称「エコ・レンジャー」)』では、現在、学内環境の維持・美化に取り組んでいる。新たに農業分野での事業拡大を進めようとしており、本校の福祉・園芸科園芸分野がこの取組みを支援する。具体的には、豊中キャンパスにプランターを設置するなどし、植物を育てるノウハウを伝えていく(現地に生徒・教員が出向く他、オンラインによる指導・助言も行う)。農業分野における知的障がい者雇用モデルとして、その可能性を広く世間に知らせる。 ② 大阪大学の竹を利用したSDGsの取組み 大阪大学内で伐採し廃棄予定であった竹を本校に運搬し、竹灯籠やプランター等の製品づくりを行う(産業基礎分野)。また、竹の一部は竹炭にし、肥料として活用する(園芸分野)。これらは、①のキャンパスロード整備(石橋門から阪大坂周辺)に還元することにより、SDGsの取組み(社会科の学習)にも繋げていく。 ③ 職業学科等における学びの充実(新規製品の開発等) ②の竹炭による土壌改善(園芸分野)や消臭グッズ等の製品化(バックヤードサービス分野・オフィスサービス分野)を行う。また、竹製のプランターにレーザー加工機を活用して学校名を入れる他、本校の他製品にも学校名(美術等の授業でデザイン)を刻印し、ブランド化を図る。このような取組みにより、職業学科・教科間の連携も行う。 |
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取組み の 概要 |
整備する 設備・物品 |
竹用ドリル・なた(竹の加工)、炭焼き窯(竹炭づくり)、レーザー加工機(製品への学校名刻印)、 モルタルミキサー(土作り)、プロジェクタ(エコ・レンジャーとのオンライン連携) |
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取組 内容 |
前 年 度 |
・大阪大学内の竹の一部を運搬し、校内で竹灯籠の試作を実施。 ・キャンパスロード整備にかかる草花の計画やプランターの準備。 ・竹炭の可能性を確認するため、地域の会社に協力を求め、見学、情報収集。 ・大阪大学における障がい者雇用の拡大、本校との連携について、理事会で了承済み。 |
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初 年 度 |
・園芸分野 ①キャンパスロードにプランターを設置。 ②大学内で育てる草花・野菜等の候補を検討、試行栽培。 ③竹の一部を活用して竹炭を作成。 ④エコ・レンジャーとオンライン接続し、現地での作業支援の実施。 ・産業基礎分野(2年生が中心) 竹製品の試作(竹灯籠、プランター等)。 ・ホームページでの取組内容の発信。 |
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2 年 め |
・園芸分野 ①実際に現場に向かい、現地で働く方と一緒に草花管理を行う。 ②作成した竹炭を使用し土壌に混ぜ、土壌改善をめざす。 → 他の分野(職業学科)でも竹炭を使用した製品を製作する。 ・産業基礎分野 ①キャンパスロードに設置した竹灯籠やプランターの修繕を現地で実施。 ②製品を文化祭(たまフェス)や地域のイベント等にて販売。 ・創立20周年記念たまがわフェスティバル文化の部(本年の文化祭)で、取組内容を披露。 |
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3 年 め |
・エコ・レンジャーの農業作業が定着するよう継続支援。 ・豊中キャンパスの地域の方々への草花・野菜・竹製品・プランター等の販売。(本校生の出張販売とエコ・レンジャーの共催) ・地域の方々へのアンケート調査で意見収集。 ・取組みの成果をホームページで発信。 |
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取組みの 主担・実施者 |
主担:進路支援担当者及び、園芸分野長と産業基礎分野長 実施者:園芸分野及び産業基礎分野を担当する教職員を中心に、連携する全職業学科・教科を含む教職員 |
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成果の検証方法 と評価指標 |
初 年 度 |
①大阪大学での職場実習を年間2人以上実施。 ②竹を材料とした製品の試作3品以上。 ③学校教育自己診断(生徒)の「授業で自分の考えをまとめたり、発表することがある」の肯定率を90%にする。(R5:87%) ④学校教育自己診断(生徒)の「授業や行事で近くの学校や近所の人と交流することがある」の肯定率を65%にする。(R5:62%) ⑤学校教育自己診断(教職員)の「教員の間で授業方法等について検討する機会を持っている」の肯定率を83%にする。(R5:80%) |
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2 年 め |
①大阪大学での職場実習を年間3人以上実施。また、就労1人を目標とする。 ②創立20周年記念たまがわフェスティバル文化の部(本年の文化祭)において、竹製品の販売、取組内容の披露を実施。 ②学校教育自己診断(生徒)の「授業で自分の考えをまとめたり、発表することがある」の肯定率を92%にする。(R5:87%) ③学校教育自己診断(生徒)の「授業や行事で近くの学校や近所の人と交流することがある」の肯定率を68%にする。(R5:62%) ④学校教育自己診断(教職員)の「教員の間で授業方法等について検討する機会を持っている」の肯定率を85%にする。(R5:80%) |
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3 年 め |
①大阪大学での職場実習を年間4人以上実施。また、就労2人を目標とする。 ②豊中キャンパスの地域の方々への草花・野菜・竹製品・プランター等の販売を実施。 ③学校教育自己診断(生徒)の「授業で自分の考えをまとめたり、発表することがある」の肯定率を95%にする。(R5:87%) ④学校教育自己診断(生徒)の「授業や行事で近くの学校や近所の人と交流することがある」の肯定率を70%にする。(R5:62%) ⑤学校教育自己診断(教職員)の「教員の間で授業方法等について検討する機会を持っている」の肯定率を87%にする。(R5:80%) |