2月

新年を迎えてから一か月、早いもので2月になりました。2月は、旧暦の月名では「如月(きさらぎ)」と言います。この語源はさまざまあるようです。「衣更着」という、寒さが残る時期に衣を重ね着する意味です。また、「生更木」と言って、草木が映え始めるという意味です。また、「気更来」と、陽気が増してくるという意味があります。2月ともなると、やはり春がやってくるという意味合いが強くなってきます。旧暦では、明日の2月3日は節分で、いわゆる大晦日にあたります。2月4日の立春で春を迎えるということになります。

と言いながら、2月はまだまだ寒さが残るどころか、より寒く感じます。先週からの雪があちこちに残っています。ただ、だんだんと寒さが緩んでくることもあります。そして寒暖差がでてくるのですね。この寒暖差で、春の近づきがきます。なんでもそうですが、新しい季節がくる前には、その前の季節の厳しさがより強くなる時があります。その時を乗り越えて、あたらしい季節がやってきます。

夜明け前がいちばん暗くなると言われます。日が昇る直前には、闇がいっそう濃くなりそのあと、明るくなってきます。

人生とは、その直前のものを乗り越えたとき、新しい場面を迎えられるものです。その時は、わくわくするときかもしれません。逆にくるしいかもしれません。今までにない感情が高ぶる瞬間です。そういう瞬間を乗り越えて人は成長していくのかもしれません。