欲求

人間にはいろんな欲求があります。その欲求を段階にわけたのが、マズローという心理学者が提唱した、マズローの欲求階層説といいます。人間の欲求を次のように階層にわけました。

1 生理的欲求(食事、睡眠など生命を維持するための欲求)

2 安全の欲求(身体的、経済的、健康的な安全や、安定した環境を求める欲求)

3 社会的欲求(愛情、友情など、他人とのつながりや人間関係を求める欲求)

4 承認の欲求(他者からの承認や尊敬、自己肯定感、達成感を求める欲求)

5 自己実現の欲求(自分の能力を最大限に発揮し、理想の自分になりたいという欲求)

階層があがるごとに、高次の欲求を満たそうとします。成長に合わせて人間は欲求の度合いがあがってくるわけです。学校では、これらの欲求を満たすために、成長に合わせて教育をおこなっています。最後の自己実現の欲求を満たすのは、自分の将来像を描いてもらおうとしていることです。本校でも、進路実現と言う目標を掲げて、最終目標としています。ただ、4段階目の承認の欲求というのを、大事にしてほしいと思います。人は誰かに認められたいし、自己肯定感を持ちたいと思っています。でも、他人に対しての尊敬の気持ちや、承認するという気持ちが欠けて攻撃的になってしまうと、その人の4段階目の欲求は満たされなくなります。もちろん、3段階目の社会的欲求から、次の段階に進むためにも、お互いを尊重するという高次な欲求を満たそうというのが、大切です。個人が自己を主張しすぎると他人を傷つけることにもなります。お互いの気持ちをわかり合いながら、お互いを尊重し、お互いに承認しあうことができれば、次の5段階目の欲求へと進むことができるのではないでしょうか。