避難訓練

今日は後期の避難訓練を実施しました。前期は地震で、今回は火災という設定です。企画立案した先生のアイディアで、今回はどの時間にするか、火元はどこか、ということを一切言わずに実施することになりました。一部の教員だけが知っていて、後は放送で実施です。先生方は、何時間目にするのだろうかと、あれこれ想像していたようです。実際には1時間目の終わりごろに実施しました。授業を担当している先生方が、生徒たちを連れてグラウンドに集合し、担任の先生にバトンタッチ。他の先生方は、誘導にあたりました。

生徒たちは、しゃべらず、走らず、でも速やかに移動していました。

さて、昨夜東北でまた大きな地震がありました。大阪も、少し揺れたところがあったようですが、テレビでは津波警報が出ていたので避難を呼びかける放送を繰り返ししていました。地震は、いつ発生するかわかりません。今までの地震も、いきなりでした。早朝、お昼、夜中、時間は問いません。季節は冬が多いようですが、それなりに理論があるそうです。と言っても、いきなり発生するのが災害です。

火災も、10月から大きな火災が発生しています。山火事、住宅、雑居ビルなど、乾燥すればするほど燃え広がりやすく被害が甚大になります。火災は、煙とのたたかいです。火災で命を失うときは、煙に巻き込まれたときです。以前、大阪市の阿倍野にある防災センターでは、煙から逃れるための施設があり、濡れたハンカチを口にあて、できるだけ姿勢を低くして避難するという練習をしました。

津波や煙は、油断しているとあっという間に命を奪われます。防災の知識を身につけて、いつ起こるかわからない災害に対応できるように、普段から意識しておきましょう。