二十四節気の「大雪(たいせつ)」と言います。正確には、12月7日の日曜日が今年の大雪に入る日ですが、今朝のニュース番組の天気のコーナーで、けっこう取り上げられていたので、ここでも挙げておくことにしました。「大雪」とは、その名のとおり、本格的な冬の訪れをあらわすときです。今は「小雪」ですが、この時には山間部に雪が降り積もるでしょうということでしたが、大雪では、平野部にも雪が降り積もるという時期になります。本格的な冬がやってくるということです。確かに、ここ数日寒さがいきなり厳しくなりました。こうやって、昔の暦を見ていると、現代にも通じるものだなと思います。夏はあんなに厳しい暑さだったのに、いつの間にか、季節が動いているのです。自然というのはすごいものです。また、大雪の時期には動物たちも冬ごもりを始めます。小雪の時期には冬ごもりに備えて食糧を食べて身体に蓄えるということをしていました。いよいよ冬眠に入ります。二十四節気をより細かく分けて七十二候では、これからの時期は「熊蟄穴(くまあなにこもる)」という時期になります。現実では、熊による被害があちこちで出ていますが、大雪になってやっと冬ごもりを始めます。
厳しい寒さのこの時期、ようやく冬になった感じがしますが、といってももう12月です。年末に向けて体調管理をしっかりしましょう。明日は、「ふるさと堺」という行事です。いくつかのコースにわかれて、堺を味わいます。しっかり防寒して、歩きましょう。