ラグビーワールドカップ開催中に2年生男女共修授業にラグビーをやり始めたところ、
「先生、日本代表選手とか授業に来てくれへんかなぁ」と生徒の声がありました。
そこで、スポーツ庁と日本テレビの事業に申し込み、採択され実現できました。
そして、9月27日(水)に7人制ラグビーでリオデジャネイロオリンピックに出場した
桑井 亜乃(くわい あの)さんが講師として来校され、本校生徒へ講義と実技の指導を行っていただきました。
初めの講義では、「夢は無限大」と題し、チャレンジすることに意味があることなどをお話していただきました。今もなお、レフリーやラグビーの普及活動、解説などに心血を注がれている桑井さんのお話を生徒も真剣なまなざしで聞いていました。
後半の実技では準備運動からすべて行っていただきました。
最初は遠慮をしていて静かな生徒たちでしたが、練習をしていく中で声を掛け合ったりするなど、授業にも活気が出てきました。
最後のゲームでは何度もタッチラインを踏んでしまうなどのミスもありましたが、トライを決めるために、仲間とパスをつなぎながら白熱した試合が繰り広げられました。
試合が終われば「ノーサイド」。両チーム握手をしてお互いの健闘を称えあいました。
普段の授業よりもボールをもらう動きや仲間を助ける動きをして、積極的に取り組んでいたことが印象的でした。
生徒にとっても教員にとっても学びのある90分となりました。
この経験が今後の学校生活やこれからの人生で夢を持ってチャレンジするきっかけになってほしいと思います。
桑井さん、お忙しい中、足を運んでご講演していただき、ありがとうございました。
今後のご活躍をお祈りいたします。