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短焦点プロジェクタの床面投影による実践事例
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すながわ高等支援学校では、プロジェクターを床面に投影することによって、新たなICT活用の可能性を研究しています。
視覚的(見てわかる)なものから、電子黒板機能を使ったインタラクティブな(やり取りのある)ものなど、生徒の学びを、さらにアクティブにするものばかりです。
ぜひご覧ください。
自立活動『認知トレーニング』
自立活動での学習として、手と足を異なる規則で動かすことで、脳を鍛える認知トレーニングに取り組んでいます。手と足の動きをわかりやすく示す音楽付きの動画を床面に投影することによって、身体を複雑に動かすことができました。
音楽科『アニメーション楽譜を活用したトーンチャイム合奏』
トーンチャイムの演奏という場面で、視覚支援教材として、「keynote(キーノート)」で作成した「アニメーション楽譜」を床面に投影し、その映像の上に円形に座って、演奏しました。動く楽譜を見ながら演奏することで、音を鳴らす正しいタイミングをつかむことができ、仲間とともに絆を深めながら演奏することができました。
せいかつサービス科『インタラクティブ絵本の読み聞かせ』
職業専門学科の一つである「せいかつサービス科」では、生徒たちが効果音やクイズのアイディアを出し合い、短焦点プロジェクターとタッチペンで参加できるインタラクティブ絵本を「PowerPoint」で作成しました。完成したインタラクティブ絵本を活用して、併設されている泉南支援学校小学部のみなさんに、絵本の読み聞かせの活動を実施することができました。
国語科『百人一首カルタ』
短焦点プロジェクターとタッチペンをの連動で、競技カルタを再現しました。「keynote」上で8種類の取り札を2セット作成し、2社の各陣地にそれぞれ反転させて床面に映写します。この仕組みの特徴として、「ソーシャルディスタイムを保ったまま百人一首ができること」「相手陣地にある逆さになった取り札を読む必要がなく、反転した文字の認識が苦手な生徒でも取り組みやすいこと」などがあります。