学校長より

かけがえのない自分。自主性と個性を磨き、未来を創ろう!

平成29(2017)年4月に牧野高校第11代校長に就任した日笠 賢です。

今般改定した新たなホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本校は、勉強も、学校行事やクラブ活動も、生徒が全力で取り組むことで、生徒の自主性を養い、ひとりひとりの個性を磨くとともに、国際化と多様性が進む二十一世紀の社会を生き抜く、思考、判断、表現等の力を育てる学校です。

本校教育で培う精神は、

「自尊」(自らをかけがえのない存在として大切に思う)

「自浄」(自らを正しく、清らかな存在にしようと努める)

「自助」(自らを支え、助け、決してくじけない)

であり、正門を入った玄関脇には、校歌からの一節である「ひとみを あげよ 若者よ」が石碑として刻まれています。

本校では初の民間出身校長として、ドイツやイギリスで得た異文化体験や民間での組織マネジメント経験と、本校の自主の精神や府立高校の優れた教育の質とを融合させ、新しい時代に適したスクール・マネジメントを推進します。

新元号の令和になったこれからの世界は、令和の英語訳(Beautiful Harmony)も示唆するように、国際化と多様性が一層進み、寛容と調和の下で、共生することが時代を生き抜く鍵になるのではないかと考えます。人類が、人種、民族、宗教、国や性の違い、障がいの有無などを越えて、多様性を認めそれを活かし、共生していく時代になるのではないかということです。互いに寛容でなければ、地球上に百億もの人口を養うことはできないのではないかと思います。

2015年に国連サミットで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)は、持続可能な世界を実現するため、加盟193か国が2030年までに達成することをめざす17のグローバル目標と169のターゲットで、「貧困をなくそう、飢餓をゼロに、全ての人に健康と福祉を、質の高い教育をみんなに、ジェンダー平等を実現、働きがいも経済成長も」等を掲げており、日本でもこれを推進する動きを速めています。

また内閣総理大臣が議長を務める「未来投資会議」で、狩猟社会(Society 1.0)、 農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会を「知識集約型社会(Society 5.0)」と位置づけ、AI(人工知能)やIoTなどのデジタル革新によって、「知恵が価値を生み個を活かす社会」、「インクルーシブな総活躍社会」、「生産性向上と高付加価値を生みだす社会」を実現させようと様々な具体的施策が検討されています。

世界の人々からの、これから日本の果たす役割への期待は大きく、日本にいる若者にとって21世紀は、世界の人口増加による経済発展とともに、夢と希望にあふれた活躍の舞台が待つ時代になっています。

本校の生徒ひとりひとりが、本校での充実した学校生活を過ごす中で、明るい将来の展望を持ち、自らの個性と、将来果たすべき社会的な役割を意識して、

1. かけがえのない存在として自らの能力を信じ、伸びしろに期待した高い目標に挑戦し、失敗に学び、達成して成長の喜びを実感する学校

2. 志や使命感を持ち、他者への感謝と思いやりを忘れず、礼儀を弁えて、自らの品性と教養を磨く学校

3. 何事も、自ら考え、自ら判断して行動し、結果に対しては自ら責任を取るとともに、失敗にくじけず、何度でも自らの力で立ち上がる精神を育む学校を目指します。

令和元(2019)年5月1日 大阪府立牧野高等学校 校長 日笠 賢

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