総合学科とは
【1】総合学科の成り立ち-「第3の学校」
総合学科とは、平成6年に第3の学科として文部科学省が導入した高等学校です。 ちなみに第1は普通科、第2は専門学科(文理科・理数科・英語科・工業科・商業科・農業科..等)を示します。 総合学科は、普通科でもない、専門学科でもない「第3の学科」として誕生しました。
多くの総合学科は、専門学科の学校と普通科の学校が統合して誕生しています。 本校は、枚岡樟風高校も専門学科の食品産業高校と普通科の、玉川高等学校が合併してできた学校です。
第1の学校 | 普通科 |
第2の学校 | 専門学科 |
第3の学校 | 総合学科 |
【2】総合学科(本校)が大事にしているのは?
本校では、「なりたい自分になる」という自己実現、「将来の進路を考えて学習する」という進路実現、この二つの考え方を大事にしています。 この二つを合わせて「キャリア教育」と言います。 「なりたい自分」「やってみたい職業」は、みんな違います。 だから、総合学科では「自分で学びたいことは自分で選ぶ」ということを基本姿勢としています。
【3】総合学科の具体的な違い
(1)教育の特色 キャリア教育と個性を生かした主体的な学習を行うために、多種多様な選択科目を設置しています。
(2)科目の特色 現代の産業を学習し、自己の将来の生き方や進路について考察する学習を行う授業や、自ら課題を設定し、学習を深める授業などあります。 また本校では、1年生の間に7系列の中から系列選択をしてもらい、2・3年では系列に沿った選択科目を中心に履修(授業をとること)していきます。