本日は教職員人権研修として、生野区にある「大阪コリアタウン歴史資料館」「いくのパーク」を訪問しました。
生野区は在日コリアンの方も多くお住まいになられているところで、近くには大阪コリアタウンというメインストリートがあり、多くの店舗が並んでいます。全国から多くの方が訪れるスポットです。
歴史資料館では、これまでの在日の方が歩んでこられた歴史を記してある書物を多く展示してあり、歴史を振り返り学ぶことができました。
いくのパークは、令和3年3月に閉校となった大阪市立御幸森小学校(現在は大阪市立中川小学校と統合し、大阪市立大池小学校となっている)の跡地に小学校の建物そのものをリノベーションして設置されました。
「NPO法人IKUNO・多文化ふらっと」と「株式会社RETOWN(リタウン)」と共同事業体として多文化共生の街づくりをしていらっしゃいます。
CAFEやBBQ広場(アナザームーン)など商業施設もありますが、それ以外に「ふくろうの森(図書室)」や子ども食堂、託児所もあったりします。さらに、防災の拠点となるべく活動をされています。
とくに子供たちの居場所を提供することで、子どもたちの食や学びの手助けをしています。
国籍、ジェンダー、障がいなどさまざまな人がいる中で、お互いに共生できる場を提供されており、その取組みについては、我々教員も学ぶところも多かったと感じています。
私たち公立学校も多様性に対応し、共生できる学校づくりをしていくことが大切だと改めて感じました。
事務局長の方にご講義や案内をしていただきました。ご多用のところご対応いただきありがとうございました。