海外修学旅行(H31ベトナム)と国際交流

来年予定している修学旅行の行先は、ダナンです。

■ダナンの近郊には世界遺産のフエの建造物群があります。フエとは、19世紀初頭から20世紀半ばまで約150年にわたりベトナム最後の王朝であるグエン朝の都です。緩やかに流れるフォン川の河畔に王宮や歴代皇帝の帝陵を残すこの古都は、『ベトナムの京都』とも呼ばれています。ベトナム中部に位置するダナンは、ホーチミン、ハノイに次ぐ第3の都市であり、美しいビーチが有名なリゾート地です。日本からの直行便が就航したことにより、注目度急上昇中の街で、ホイアンやフエといった世界遺産への玄関口です。

■ベトナム修学旅行のポイントは、治安の良さをはじめ、政治や経済体制の比較ができること、平和の大切さや人への思いやりなどを学習する機会に恵まれているというところと言われています。確かに、とても懐かしいような雰囲気と現代的な新しいものが混在しているような印象を強く受けました。環境を大切に、伝統を大切にした観光やリゾート、工業などの新しい発展が混在している国です。

■今回、交流(2018/9/27)に来てくれた大阪観光大学の大学生さんたちからも、勤勉でまじめな国民性を感じられました。ベトナムには、修学旅行のシステムはないそうです。「修学旅行、いいですね」とうらやましがられました。来年、生徒たちがこれまで以上に責任感や勉強に対する意識を増して、表情が明るくなって帰ってくることを楽しみにしたいと思います。

■現在、本校ではイングリッシュ・カフェという取り組みをしていますが、大阪観光大学の先生から、「ワールドカフェはいかがですか?」というご提案がありました。海外修学旅行をきっかけに、異文化理解・国際交流の活動に夢は膨らみます。生徒たちとともに、学校も夢をどんどん広げていきたいと思っています。