第3回学校運営協議会 令和2年1月24日(金)15:00~17:00
〇校長室
1. 学校長 挨拶
2.本日の時程及び協議内容について(打ち合せ)
〇会議室
1.報告事項[近西教頭]
(1) 進路指導状況について (進路指導部長) (2) 学校の近況報告について
〇全体(イズトリだより等) (近西教頭) 〇各部 (各部長)
(3) 学校教育自己診断について (近西教頭) (4) 今年度の学校経営の振り返り (峯近校長)
(5) その他
・学びに向かうアンケート ・基礎力診断テスト結果による泉鳥取高校の特徴分析
2.協議事項[司会:運営協議会委員長(比嘉芦屋大学学長)]
(1)次年度に向けて(経営計画の骨子や案について)
次年度への提言等
(2)募集定員割れの解決に向けて
○協議内容・承認事項等(意見の概要)
〔学校教育自己診断〕肯定的意見の高い項目:授業のわかりやすさ(近年も上昇傾向)、教え方の工夫、生徒の努力をみとめてくれる、体育祭、文化祭の工夫など。低い項目:生徒相談室の利用法を知っている。→直ちに生徒へ紹介する。部活動をしている。→本校としては部活動生が少ないというのは悩ましい問題であり、運動部よりも文化部の方が盛んな傾向がある。全体として、授業などで工夫をして授業をしていることについては生徒に伝わっているが、それらが生徒の学力が向上したという実感までは届いてはいない。このギャップを埋めていく必要がある。
(提案)
①学力が向上したと実感できているという生徒が少ないというデータに関して、その層をブレイクダウンしてはどうか。どのような生徒がそう感じているのか、特徴(朝食は食べているかなど)は?、などを調査し、その層へボトムアップしたら改善されるかも。②遅刻をしないように、授業終わりに次の授業の準備を徹底させることにより遅刻が減った。③保護者に学校の事を知ってもらいたいという事に関して、成績が伸びた生徒や成績が良かった生徒を表彰するのはどうか。④「学校スタンダード」を十分に活用し1~3年の指導へ生かすのはどうか。
○見える学力は点数である。見えない学力は人間性だ。点数だけとってきた子は高校に入ってから伸びない場合もある。今まで課された課題のみをこなしてきた子は受け身であることがある。点数を取ることができるだけでは限界がある。自分で考えて、何をしたいか、何になりたいのかを考えて行動していくべきである。このような見えない学力が大切だ。
○高校は出口である。このような目標があるから、この高校に進学しようというようにどのように成長するのか、という出口をしっかりと整える必要がある。そうすれば、周りの人々にはわかりやすい。また、具体的なデータを示すと良い。本校に入ったら学力がどのように伸びるかということをグラフで明確に見える形で示す。
(まとめ)一般的には2年生が中だるみという現象で学力が一番低くなるが、本校は、学年を追うごとに学力は伸びる場所である。本校に来たらどのように成長できるのかを具体的に、グラフやモノを使って示すことが効果的だと思う。
工夫を凝らし他の高校とは違う独自な面を磨き、さらに良い泉鳥取高校を目指すと良いと思う。着実に成果が見られている取り組みはあった。
他にも、有意義なご意見や励ましの言葉を沢山いただきました。委員の皆さま、1年間ありがとうございました。