本日、4時間目に避難訓練を実施しました。 1.火災 2.地震 3.地震後に火災が発生。 この3つの想定をしていますが、当日まで担当以外知らされていません。当日の放送で初めて何が起こったか知らされ、そのため放送をよく聞いて行動しなければなりませんでした。静かに速やかに避難することができました。
今年は、地震が発生、その後火災が発生という想定です。事務室に本部を設置し、建物の状況等を確認し、避難経路を確定、放送という昨年度より1歩進んだリアルな避難訓練を行いました。生徒達には、机の下で待つ時間が長く感じたことでしょう。しかし、実際に地震が発生した時には、余震からも身を守りながらの避難になります。机の下にいる時間も緊張しなければなりません。 いい経験になったと思います!
北門辺りに集合した後、私から「バイアス」について次のような話をしました。 バイアスとは、「思い込みや先入観」と言い換えることができます。自分に都合の悪いことが起きたとき、これは大丈夫、無視しておこうと「正常性バイアス」が働きます。また、他の人と同じ行動をとっていれば安心だという「同調バイアス」が働きます。大地震の時にもバイアスがかかり二次被害や逃げ遅れが起こりました。バイアスに惑わされないようにするためには何が大切か。それは、日頃の心構えです。避難場所の確認、物品の準備、避難訓練の実施等です。災害はいつ起こるかわかりません。いつ災害が起こっても自分を守れるようにしておいてください。
東大阪のハザードマップを見ると、学校付近は、大雨の時には、寝屋川の氾濫による水害が起こる可能性があります。1〜2mの浸水です。この事も頭の片隅に記憶しておいてください。
避難訓練の前後の時間を使って防災HRを実施しました。1年は、防災を知る、2年は、自分の身を守る、3年は、外出先で自分の身を守る、4年は、共助をテーマに担任が話をしました。