本日、アプローチ株式会社の松谷様より、SDGsについての研修をしていただきました。
SDGsは、最近、企業や学校でも注目されている2030年に達成すべき持続可能な開発目標であり
学校現場においても授業で取り入れてつつある課題です。東京オリンピックのテーマにもなっており、
また、2025年に行われる大阪万博のサブテーマにもなっています。
本校でも、教科で触れているところもありますが、まだまだ知識として知らないことも多く、研修をし
ていただきました。
まず初めに、各班でSDGsについて知っていること、また、自分が大切にしていることを共有しまし
た。その後、2030年の世界がどうなっているかをシュミレーションするカードゲームを実施しまし
た。それぞれの班が、5つのゴール ①大いなる富 ②悠々自適 ③貧困撲滅の賢者 ④環境保護の
闘志 ⑤人間賛歌の伝道師 をめざしてお金と時間を使い、プロジェクトを実行しました。
相手国との交渉をしながら、目標の達成をめざしました。
ゲーム後は、自分の国のことだけを意識していて、周りの国についてもサポートしようとしたが、手詰
まり状態になったという感想も出されました。
SDGsの基本理念は、「だれ一人取り残さない社会の実現」「世界はつながっている」「私も起点」
です。このゲームを通じて、「17:パートナーシップで目標を達成しよう」が改めて実感できまし
た。
「だれ一人取り残さない」ということは、本校の教育においても同じであり、常に意識しながら、地球
全体を考えていくことが必要であり、授業において触れ、生徒に伝えていけたらと思っています。