学校長の挨拶
大阪府立堺支援学校第16代校長の西浦 由夏と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、昭和31年4月、肢体不自由のある児童生徒の教育を目的に設立された「大阪府立養護学校」を前身としました、大阪府の支援学校は元より、全国の特別支援学校の中でも屈指の歴史と伝統のある支援学校です。北に大和川が流れ、西に大阪湾に面する堺泉北臨海工業地帯が広がり、中西部には中世の自治都市の流れを汲む市街地が広がっているその堺市の北西部に本校は位置しています。校舎は、大仙公園の直南にあり、周囲には仁徳天皇御陵や履中古墳をはじめとした多くの古墳が点在しています。本校敷地内に存在する真珠貝型の銭塚古墳も、国の文化審議会で世界文化遺産登録への推薦が決定された「古市百舌鳥古墳群」に属していますが、この「百舌鳥古市古墳群」が令和元年(2019年)7月に世界遺産に登録され、本校は世界遺産が敷地内に存在する、全国的にも極めて希な学校となりました。
さて、本校のめざす学校像は、次の3点です。
- 安全・安心な教育環境を基盤に、児童生徒一人ひとりの人格を尊重し、生命と人権を守る学校
- 知識・技能及び思考力・判断力・表現力の向上、学びに向かう力の醸成により、校訓の「明るく・正しく・たくましい」児童生徒を育む学校
- 本校がこれまでに培ってきた特別支援教育の歴史と伝統に裏付けされたスキルを継承し、時代のニーズに応えられる学校
子どもたちの持つ可能性を最大限に引き出せるように、そして子どもたちの成長・発達、社会的自立をめざして、教職員一丸となって取り組んでいるところです。今後も、地域関係諸機関の皆さま方との連携を大切に、より一層深めていきたいと思っております。
このホームページは、本校の教育活動について発信していくとともに、皆さま方からのご意見をいただく場とも考えております。学校運営についてのご意見やご質問がございましたらお寄せください。大阪府立堺支援学校の発展に向け、皆さまの益々のご指導・ご鞭撻を、心よりお願い申し上げます。