学校長あいさつ
令和7年度 HP校長挨拶
学校長の貴志英彦です。令和4年に着任し4年目となりました。
3年という月日は非常に感慨深く蓄積もありますが、しっかりと変革も求められる年となります。どうぞよろしくお願いいたします。経験で得た「知見」の上に「どのような未来像」を描くかということ、「どんな学校になりたいか。」 それがまさに学校経営における最も大切なテーマとなります。
まず、学校は、社会の他のどのような場所より「安全」で「安心」で「快適」な場所であることが求められます。学校の施設や設備の改善、マンパワーの危機管理などは私たちが子どもたちの「未来を守る。」大切な取組みです。引き続き取り組みを進めてまいります。
本校の児童生徒は、自己の障がい特性のうえに様々な不自由な環境中でも、決められた自分の役割をしっかり果たして、成長とその逞しさを見せています。
それを大きく伸ばすことが学校の役割であるとともに、その児童生徒の力は、学校を変えていく大きな力となっています。
今、世界では、災害や争いごとが絶えず「人権の危機」が現実に起きています。
世界中の子どもたちが、安心して今日を暮らすような大きな目標であっても、はじめは小さな存在の一人ひとりが希望を持ち、日々の「笑顔」がその改善の始まりであると信じて確実に実践することです。2025年の現在、そのようなことが実感できます。
西淀川支援学校では、めざす学校像に「共生社会における『自立』と『参加』する力をはぐくむ学校」と掲げております。その実現に教職員は一丸となり取り組みます。
① すべての教職員が、命を守るための日常及び救急の対応、災害時に至る危機管理の知識と技能を高め、高い人権意識を土台にしながら「一人ひとりを大切にする」教育を実践します。
② すべての教職員が、授業や自立活動をはじめあらゆる場において障がいのある児童生徒の教育に対する「高い専門性」を有し、それを組織的に高める取り組みを継続します。
③ すべての教職員が、地域や社会に積極的にかかわります。一貫したキャリア教育目標のもとに児童・生徒が自己の社会的役割を果たし、「豊かな進路実現」をめざす教育を実践します。
令和7年4月 校長 貴志英彦