アビリンピックおおさか2021

6月19日(土)にポリテクセンター関西(摂津市)にて『アビリンピックおおさか2021』が開催され、接客サービス競技に2年生1名、3年生3名の計4名が出場しました。

「アビリンピック」とは、障がいのある方が、日ごろ培った技能を互いに競い合うことにより、職業能力の向上を図ることを目的とした大会です。ビルクリーニング競技やパソコン入力競技など様々な競技があり、その中の接客サービス競技は、模擬喫茶店における飲料等の接客を行うもので「身だしなみ」「接客の所作」「接客の姿勢」「協調性」等を着眼点に審査される競技です。

昨年度のアビリンピックは新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、本年度は競技日の分散や一般見学者の来場禁止、会場の中に入れる人数を制限するなどの感染症対策を十分に施し、開催されました。その影響で、例年はたくさんの応援がある中で競技が行われますが、今年は人も少なくいつもと様子が違っていました。しかし、アビリンピックに対するテレビ局の取材があり、テレビカメラに撮影される状況という中での競技で、生徒たちはいつもとは違う雰囲気にとても緊張していました。その緊張の中でも付き添いの先生の言葉かけに笑顔で答えたり、大きな声で挨拶をしたり、丁寧な言葉づかいで接客をするなど、練習してきた成果を出せたのではないかと思います。

結果は努力賞2名、優秀賞2名で、そのうち1名は摂津市長賞(第2位)を獲得することができました。全国大会まではあと一歩でしたが、それぞれが精一杯取り組むことができ、成績を残せたと思います。

出場した皆さんは、ほかの人が経験できないような貴重な経験ができました。この経験を、今後の活動に生かせるよう、頑張ってください。