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泉鳥取は今年からNIE"Newspaper in Education"=「エヌ・アイ・イー」に取組みます

■泉鳥取高校は、NIE"Newspaper in Education"(新聞を教育に!!)=「エヌ・アイ・イー」に取り組んでいます。

今年、本校はNIEの実践指定校になりました。3年間の指定です。

今日は、サニブラウン選手が9.97の日本記録をたたき出した記事を「5大新聞が1面で、どのように取り上げているのか」を見てみました。(朝日・産経・毎日・読売・日経)

【一面を、見比べてみよう!!】

「知ってる、この人!!。9秒台で走った人。短期間で0.02秒。9.99から9.97に縮めたんやよねェ~、すごい!!」と盛り上がっています。

各紙、それぞれ特徴的な取り上げ方、使っている写真にもそれぞれ、各紙の傾向があるようです・・・・・。

〔1年間の取組み予定〕

まだまだ、研究段階ですが、楽しく有意義な取り組みになればと考えています。1月末に申込み、5月10日に産経新聞社の方を講師に迎え教員研修を実施しました。以下のような年間計画を立てて実施していく予定にしています。3年生は進路決定に向けて、2年生は海外修学旅行に向けて、1年生はじっくりと「総合的な探究」の時間として推進していければと考えています。

【目標】大阪の高校生の学力課題として、2年次の成績の落ち込みがあると言われている。それを克服し、3年間で効果的な学力伸張を図り、かつ、3年次での進路選択が円滑に行われるよう社会に開かれた知識と考え方を獲得するために、新聞を活用した学習を進めていく。

【時間】総合的な学習の時間(2,3年)、総合探求の時間(1年)、朝のSHR等

【内容】無理なく効果的に継続できるよう、内容を工夫していく。

【主担】1学年(学年主任他2名)、2学年(学年主任)、3学年(学年主任)、全体(教頭)

◆具体的な活動計画(予定)

学期

1 学 年

新聞を読める基礎学力の修得

2 学 年

海外修学旅行と国際関連記事

3 学 年

進路決定と新聞記事の活用

1学期

【総合探求の時間等】

・新聞を読むのに必要な語彙・漢字等の学習

⇒基礎学力の充実を図る。

・夏休みの課題「一緒に読もう!新聞コンクール」

【総合的な学習の時間等】

・国際理解(ベトナム)関連記事の提供(読む読まないは自由・・・新聞に馴染む)

・G20関連記事

 ⇒新聞の見方、読み方等

・夏休みの課題「一緒に読もう!新聞コンクール」

【総合的な学習の時間等】

就職等、進路学習と新聞

・漢字、数学、新聞切り抜きプリント配布

・夏休みの課題「一緒に読もう!新聞コンクール」

    

2

9月初旬・・「一緒に読もう!新聞コンクール」応募希望者の集約⇒提出⇒応募

【総合探求の時間等】

・新聞を読むのに必要な語彙・漢字等の学習⇒

業者の実力テスト等で振り返り、効果を定量的に確認していく。

⇒基礎学力の充実

(例)新聞に馴染む

・朝、3分程度で読める新聞記事にコメントを書き添えたものを配布する。読む、読まないは、生徒の自由に任せる。

8月末・・・「一緒に読もう!新聞コンクール」応募希望者の集約⇒提出⇒応募

9月初旬・・・修学旅行

⇒修学旅行後、事後学習とNIEを関連づけていく。

・国際理解やグローバルな課題を選択して、考えさせる。

・各紙での内容表現の違いを知る。

・生徒による新聞記事の切り抜き資料作成、ミニプレゼンへのチャレンジ。

9月初旬・・「一緒に読もう!新聞コンクール」応募希望者の集約⇒提出⇒応募

・将来の進路について、社会の情勢などに関心を持つような新聞記事のテーマを取り上げていく。

・漢字や基礎学力プリントに新聞の切り抜き記事を添付し読ませる。

・考える力の育成やその充実につとめる。

・漢字、数学、新聞切り抜きプリント配布

3学期

・生徒による新聞記事の切り抜き資料作成、ミニプレゼンへのチャレンジ。

1年間の成果の振返りとまとめ

・主体的、対話的で深い学び、また、教科横断的になるような1年間の成果の振返りとまとめにつなげる。

進路決定と新聞の有効性

1年間の成果の振返りとまとめ

その他

・第10回一緒に読もう!新聞コンクールへ応募する。

・各学年にて、協力してもらえる教科があれば連携していく。

・新聞社のアドバイスや先進校の事例などを参考に、本校の現状にマッチした活動に発展させていく。

・週2回程度、新聞記事を選んでコメントを書き添え配布し、学年の掲示板に貼る。

・担当新聞社と連携し、研修や講演会を実施していく。

・主体的、対話的で深い学び、また、教科横断的な取り組みとなるよう、1年間の成果の振返りとまとめを行っていく。