沿革

本校通信制の沿革・概要
 大阪府の公立学校における通信教育は、昭和23 年(1948 年)に府立大手前高等学校に通信教
育部が設置され、専任教諭が1 名配置されたことに始まります。昭和36 年(1961 年)の学校教
育法改正により通信制の課程となりますが、昭和41 年(1966 年)3 月31 日に同課程は廃止され、
同年4 月にカリキュラムの異なる個別部、集団部の2部を持つ桃谷高等学校が通信制課程の単独
校として現在の地(大阪市生野区)に誕生します。ただ、この時、校舎は、府立大学短期大学部
(S57 廃止)、衛生看護高等学校(S45 堺市へ移転:白菊高等学校H16.3 廃校)と3校が同居する
形でスタートしました。
 個別部は元の大手前高等学校の通信制課程を引き継ぐものでしたが、集団部は、集団就職等の
勤労青少年を企業、事業所や地域からまとまった単位で受け入れるという独特のものでした。平
成3 年(1991 年)に個別部を日・夜間部と改称し、集団部とは別に昼間コースを試行的に開設、
翌平成4 年(1992 年)には、集団部を募集停止し、昼間コースを昼間部とし、通信制を主とする
単位制高等学校に改編されます。この年にいわゆる大阪方式と呼ぶ定通併修制度が府立普通科定
時制の課程、10 校が協力校として開始されます。また、一部科目履修制度、公開講座を発足し、
情報コース、外国語コースを設け、平成5 年(1993 年)には芸能文化コース、平成6 年(1994 年)
には生活科学コースをスタートさせるなど生徒の多様化に対応していきます。そして平成7 年
(1995 年)には、定時制の課程・昼間部を設置、翌平成8 年(1996 年)には定時制の課程・夜間
部が設置され、通信制の課程(昼間部、日・夜間部)と定時制の課程(昼間部、夜間部)を併置
する 2 課程4 部の高等学校となり、同一校での「定通併修」、「定定併修」「通定併修」が可能と
なります。そして平成17 年(2005 年)には、定時制の課程を、多部制単位制-Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ
部と改編し、現在に至っています。
 現在、桃谷高等学校は、大阪府の公立で唯一の通信制の課程を持つ高等学校であり、定時制の
課程(多部制単位制Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ部)832 名、通信制の課程(昼間部、日夜間部)2202 名、合計3034
名の在籍生徒を抱える大規模校となっています。
通信制の生徒は、大阪府全域、職場が大阪府にある他府県からも通学しており、毎年、中卒350
名(昼間部200、日夜間部150)、転編300 名(昼間部150、日夜間部150)の合計650 人を受け入
れています。


「多様なニーズで高校教育を求める生徒」を受け止め個々のペースに合わせて学習できる学校と
して、
1.通信制という学びのスタイルの中で柔軟な教育システムを提供する。
2.人権を尊重し、生徒各々が責任を持ち、共に支え合い安心して学べる学校をめざす。
3.「確かな学力」を定着させ、自尊感情を育て、ひろく社会に貢献できる人材を育成する。
を目標【めざす学校像】として日々、個々の生徒に対応した、きめ細やかな教育活動に取り組
んでいます。