学校長より
皆さま、はじめまして。
令和5年4月より金剛高校校長に着任しました、大崎弘司と申します。これまでは、ずっと泉州地域で過ごしてきており、こちらの地域にお世話になるのは、全くの初めてです。
金剛高校は、富田林市内8中学のPTAによる高校誘致の署名活動など、地元の熱い期待と支援のもと、昭和55年(1980年)に創設されました。平成16年(2005年)には「普通科総合選択制」に、平成26年(2015年)には共生推進教室が設置され、そして、平成30年(2018年)には「普通科専門コース」へと改編されました。
「地域の願いから生まれた専門コースを設置する普通科高校として、地域との連携から生まれる出会いや学びを通じて、地域の未来に貢献できる人物を育成する」ことをミッションとして、様々な教育活動に取り組んでいます。
〇多様な価値観を尊重し、違いを豊かさにして、共同できる力
〇自分の考えを的確に人に伝え、傾聴できるコミュニケーション力
〇地域や社会に関心を持ち、参画・貢献しようとする意欲と実行力
〇豊かな人権感覚・人権意識
授業、探究活動、クラブ活動や様々な行事を通して、これらの力を身につけ、育むべく、日々の教育活動を実践しています。
前年度末には、すべての教室に電子黒板機能付きプロジェクタが設置されました。
新しい機器を活用した授業展開など、これまでの教育活動を大切にしつつ、新たな時代に対応できる教育の実践をめざして、新たな取組みにも、教職員が一丸となって取り組んでいきたいと思います。
高校生活の3年間を金剛高校で過ごせてよかった、金剛高校での活動や学びがこの先の人生で役に立ったと生徒の皆さんに感じてもらえるようチャレンジしてまいります。
そのためには、保護者のみなさまをはじめ、地域のみなさま、そして関係機関のみなさまのご理解をいただき、連携・協力をお願いし、あらためて、さらに地域に根ざした金剛高校、地域と共に育つ金剛高校となれるよう取り組んでまいりますので、学校の教育活動に対し、今後ともご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
大阪府立金剛高等学校 校長 大崎 弘司