令和3年度T-NET事業(各学年)

10月に学年単位で実施したT-NET事業に続き、12月には同事業を各学年クラス単位で実施しました。12月3日(金)には3年生、12月8日(水)には2年生、12月15日(水)には1年生の各クラスの英語の授業にT-NETの方が入り込み、授業の質を向上させるような形で行いました。それぞれの授業での取り組みを紹介します。

3年生では、主に動詞や動物、スポーツなどの英単語についての「Charades」(日本では「ジェスチャーゲーム」と呼ばれています)をしました。また、英語であいさつや質問も行い、貴重な機会を楽しむことができました。

2年生では、T-NETの方から「フィリピンのクリスマス」について教わり、盛大な祝い方に、日本と比べて大きな違いがあることを学びました。フィリピンでは、「4か月かけてクリスマスの準備(イルミネーションやフルーツ型の飾り)をする」「親戚が一同に集まり、その年のラッキーカラーを身につけて花火をするなどして祝うといったことをするそうです。また、クリスマスツリーの飾りつけの好みや、食べたいものを英語でT-NETの方に尋ねる形で、ツリーやディナーを完成させるといった活動をしました。色や形、サイズや数など、聞き取りが難しいものもありましたが、楽しく活動できました。

1年生では、授業で取り組んだアルファベットのゲームを、生徒たちがスタッフとして運営する「English GameCorner」というプロジェクトを行いました。ほとんどの生徒たちはゲーム進行用の英語を暗記し、お客さまをもてなしていました。「失敗をおそれずに英語を使ってみる」という目標のもと、生徒たちの英語は確かにT-NETの方に通じていたことから、「英語学習では、相手とコミュニケーションを取ろうとする気持ちこそが大切」ということを学べました。