12月9日(水)視聴覚教室にて、Ⅰ部の生徒は3・4限に、Ⅱ部の生徒は7・8限に、人権学習を行いました。
前期では人権学習を2回行い、「SNSのトラブル」「北朝鮮による日本人拉致問題」について学びました。後期では今回の1回だけですが、JICA海外協力隊の経験がある講師による「多文化共生」を主とした内容の講義でした。
Ⅰ部の講師は現在勝山・大阪わかば高校の教員で、アフリカ・タンザニアでの体験を、Ⅱ部の講師は老人介護施設に勤める管理栄養士で、南米・コロンビアでの体験を語りました。
アフリカと南米、国や地域は違えど、アジア人に対する差別が見られたり、それに対して「自分は日本人だ」と強く感じたり、現地の方々のやさしさ・あたたかさにふれたりと共通点がいくつも見受けられました。両講師ともに、滞在した国や人々のことを大好きになり、言葉や文化の壁を乗り越えた交流がなされたようです。
生徒たちも、興味を持って話を聞き、クイズに答えるなど、しっかりと取り組んでいたのが印象的でした。