10月15日(木)6限、各教室にて「総合的な探究の時間」の授業を実施しました。
「調べる」フェーズの2回目となる今回は、前回学んだツールを使って情報収集を進めるとともに、「集めた情報は本当に使えるのか」を見極める作業に取り組みました。
ひとつ目の柱は「先行研究との比較」です。
学術文献の検索窓口Google Scholar(グーグルスカラー)で自分たちのリサーチクエスチョン(RQ)に関連する研究を探し、共通点と相違点、そして「自分たちが新しく調べること」を整理しました。
似た研究を見つけたとき、対象・地域・時期・切り口のどこかに違いを見つけられれば、そこが自分たちのオリジナリティになります。
ふたつ目の柱は「情報の信頼性の評価」です。
集めた情報を「書き手」「時期」「多角性」の3つの軸で評価し、発表で使える情報かどうかを自分たちで判断しました。
これまでの探究基礎でクリティカルシンキングを学んできましたが、それを自分たちが実際に集めた情報に対して明示的に使うのは初めてです。
「これは信頼できるのか」と問うこと自体が、情報を受け取るだけの姿勢から抜け出す第一歩になります。
なお、生成AIについては、必要な場面で積極的に使ってよいと伝えています。
ただし条件がひとつ、AIが出した情報をそのまま情報源(ソース)にしないことです。
便利な道具だからこそ、自分の頭で確かめる姿勢が求められます。
あわせて、前回確認した最終発表の「6段構成」に集めた情報を配置してみることで、自分たちに何が足りていないのかを確認しました。
文献や統計だけでは答えにたどり着けないと判断したグループは、インタビューやアンケートの質問項目づくりにも着手しています。
次回は今回の続きとして、引き続き情報収集と信頼性の検討を進めていきます。