6月27日(金)、今年度の薬物乱用防止教育を実施しました。今年度は、多目的ホールにて大阪税関の職員の方々と麻薬探知犬をお招きして講義・デモンストレーションを実施していただきました。
最初は、薬物の恐ろしさについて講義していただきました。薬物を乱用すると自分自身の身がどうなるのか(幻覚、運動機能の低下、内蔵機能の低下、感情のコントロールができないetc)、その怖さを知ることができました。そして、そこから自身の生活や周りにどんな影響を与えるのかを学ぶことができました。また、税関の方たちがどんな仕事をしているのかも紹介していただきました。
その後、実際に、薬物を誘われたらどう断るのか?というリアリティのあるロールプレイも教員と生徒がペアを組んで、実演してくれました。生徒は、全校生徒を代表して4年生の生徒2名が渾身の演技を披露してくれました。2人とも、異なるアプローチからの見事な断り方でしたね。恐れ入りました!ありがとう!
また、麻薬探知犬が嗅ぎ分ける薬物は一体どんな臭いがするのか。。。我こそは!と名乗り出てくれた勇敢な3名の先生方(生物、日本史、英語の先生)に確かめてもらいました。なかなか、強烈な臭いがしたそうですね。間近で臭いをかぐのを見てて、想像以上のリアクションでした。
そして、最後の20分は2匹の探知犬によるデモンストレーションでした。ダミーの段ボールと臭いつきの物が入った段ボールを器用に嗅ぎ分けていましたね。長い時間をかけて、トレーニングしているのが垣間見えました。そして、本校の生徒たちに触れあってくれるファンサービスの場面もあり、生徒たちは大喜びでした。「犬、可愛い」という声があちらこちらから聞こえてきました。また、事後アンケートの自由記述欄にも一番多かったコメントは「犬、可愛い」でした。(ちゃんと、講義の内容から学んだことも書かれていて安心しました。)
この日の講義で生徒の皆さんにこの日の講演会で学んでほしかったことは3つです。
①違法薬物の恐ろしさ
②絶対に薬物に手を染めてはいけないこと
③もし、誘われたとしてもきっぱりと断ること
お忙しい中、本校に足を運んで実りある講義を実施していただいた大阪税関の職員の皆様、本当にありがとうございました。この日の講義が生徒の皆さんのこれからの生活に生かされることを期待しています。