皆さんこんにちは。
本日は3年生日本史探究の授業風景をお届けします。
現在日本史探究の授業では縄文時代から弥生時代への転換点を勉強しています。その中で土器の活用や
金属器の活用には火が必要であり、その火は現代と違い自分たちでおこさなければなりません。
そこで今回は弥生文化博物館の方に来ていただき、実際の弥生時代の遺跡から発見された火おこしに使用されていた道具を用いて、火おこしの体験をしました。
まずは、火おこしといえばこの手法。もみぎりの体験です。
がんばって火をおこそうとしていますが・・・
なかなか難しそうです。昔の人もこのように苦労したに違いないでしょう。
先生も奮闘しています。
ではここで、すこし文明の利器をお借りして、
すこし楽をしてみましょう(弥生時代の人々には申し訳ないですが・・・)
ひもをつかったひもぎりです(教員がやっている手法です)。
すると、徐々に煙が出て火種が完成!!
その火種を麻袋に移し、空気を取り込みます。
するとついに!!火がつきました!!(ちょっと見えにくいですが)
上手な班は2回ほど成功していました。これで昔の人々が苦労して火をおこし、生活をしていたことがよくわかっていただけたかと思います。
これからも日本史探究の時間ではこのような体験活動を通して歴史を学んでいきます!
では最後に体験を終えた後のとある生徒の言葉と教員の心中でこのブログは締めたいと思います。
<授業後>
生徒A:疲れたぁ~。現代の技術に感謝やな!
担当教員の心の中:それに気づいてくれただけでもやった甲斐あるわ