第2回学校運営協議会 令和元年11月8日(金) 15:00~17:00
〇校長室
教頭より 打ち合わせ(本日の流れの確認
〇会議室
1.出席議員・事務局員紹介
2.報告事項
ア.海外修学旅行〔実施報告〕(2年学年主任) イ.海外修学旅行〔準備・国際交流等〕(1年学年主任)
ウ.高大連携・地域連携等(近西教頭) エ.教科書選定・入試選抜等(教務部長)
3.協議事項
(1)学校改革について「魅力ある学校(高校)とは」 (2)まとめ
4.次回連絡ほか
○協議内容・承認事項等(意見の概要)
・まずは意欲や関心を持つ基盤的な力を養わなければならない。生徒が興味や関心を持ち、自ら行動・活動することで得られる達成感や成就感を元に、新たなことに挑戦していくというサイクルを作るための仕掛け・仕組み作りが必要だ。生徒は非常に素直だ。幼稚園に来ても小さな子どもたちに目線を合わせ寄り添い、一生懸命に接してくれる。誰でも興味があることには積極的に取り組む。eスポーツやドローンのような、生徒の興味や関心を基にした取り組み、女子生徒であればメイクやファッションなど。生徒たちが興味を持っているものを切り口として、基礎学力や学びに向かう力に繋いでいけるとよいと思う。興味・関心をできるだけ体験に繋げることが良い。考えたことを体で表現する、体験する、ということは学習には非常に重要なことである。近隣の方々に食堂を開放されていたり、救急救命講習に招いたりして、地域に密着しているのが伝わってきた。このつながりを利用して何かの活動に展開できれば点が面になるのではないか。生徒へのメリットや地域へのメリットは大きい。食材の提供に地元農家や地元企業、生協などとのつながりも増え、多くの連携を図ることができるのではないか。阪南市唯一の高校ということで、学校を閉鎖的な空間にするのではなく、地域のコミュニティーの場のような形でもう少しオープンにできればいいと思う。それにより、生徒が様々な人とふれあい、様々な経験ができるのではないか。学校を開放することにより地域の人に泉鳥取高校のことを良く知ってもらうこともでき、ともに生徒を育てていこうとする人が増え、より良い学校にして行こうという機運も高まるのではないか。先生方の負担が大きくなるかもしれないが、開放的な学校にすることにより、学内で様々な体験・経験ができるということは生徒にとって良い学びになり、魅力的な学校にもなるのではないか。興味あることに対して、意欲を高めて体を使って体験し、力をつけてだんだんとステージをあげて行く、それが将来の自分の進路につなげてゆけるような学びのシステムを作ればいいと思う。
(まとめ)興味関心を生かして体験できる活動が多く行われている中で、それを積極的に生徒が参加して、どんどんと次の段階につなげていければより良い学校となると思う。しかし、その途中には多くのハードルがあり、様々なことを一つずつクリアしていかなければならない。理想は全生徒が自己実現できることである。体験するということが非常に大事で、それを核にして点から線に、線から面に展開することも重要である。今行っている取り組みをそういった形で広げて行くことが泉鳥取高校の魅力になるのではないか。
他にも、有意義なご提言を沢山いただきました。委員の皆さま、ありがとうございました。