5月1日、『令和元年(令和1年)』になりました!長いようで短い『平成』という時代が終わり、『令和』という新たな時代の幕開けとなりました。
本当に清々しいというか、「令」というのは命令という意味ではなくて、「令嬢」とか「令息」とかいうような言葉で使われる、美しいとか清々しいというような意味がある。万葉集によると、『令月』とあるのは『素晴らしい月』という意味。まさに天皇の代替わりに伴う季節感と、平和を謳歌しているというイメージを受ける」と指摘されています。『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ』と言う意味が込められています。
出典は、万葉集、梅の花の歌32首の序文。『初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。/初春の令月(れいげつ)にして気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を被(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす』
【初春の良き月夜、空気は澄み風は和らぎ、梅の花は美女が鏡の前で白粉を装うように花を開き、蘭の花の香りは身を飾った衣に香りを移したような匂いである】
「厳しい寒さの後、春の訪れを告げるように見事に咲き誇る梅の花の情景が美しく描かれている」この部分が一人一人の日本人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そのような日本でありたいという想いを込めて令和に決定したと聞きました。
政府は4月2日、国の会計年度の名称については、改元日以降は当年度全体を通じて「令和元年度」とする旨の方針が示されたようです。
ちなみに、新元号「令和」、ローマ字表記は「REIWA」だそうです。
特に、若者たちにとって、希望に満ち溢れた日本になっていってほしいものです!!